僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

過去にも未来にも行きたくないなんて言わないで~週刊関ジャニ∞通信を聞いて

村上くんのレコメンが3月末で終わっていたことを、私は半ばほっとしていました。

村上くんが、すばるくんの脱退退所の件について、たっぷり時間をとって喋る場所がないことを、それを聞かずにすむことを、少しだけよかったと思ってました。

関ジャニ∞通信が残っていることを、忘れてた。

 

でも、村上くんがいくらでもこの件を話せるはずのこのラジオでも、

「まあいろいろいろいろすったもんだがありながらでもありますが」

「報道にあったとおりですのでね」

「別にこれ以上何をいうことでもないんですけど」

「ここからは心機一転、これからのことについて向き合っていかなければいけないことが多々ありますから」

と、ほとんど何も語らずじまいで。

その間、村上くんは、いつもあんなに愛おしそうに連呼していた「すばる」っていう名前を、一度も出さなかった。

これには堪えました。

 

村上くん・・・というか、ヒナちゃんは。

すばるくんと亮ちゃんの名前を呼ぶ時は、なんだかいつも特別で。

名前を出すだけででいつもなんだか嬉しそうで。

それは、ヨコを含めた他のメンバーの名前を呼ぶ時とはなんか少し違って。

愛情のかけ方が、友達というよりは、ほんとに弟か息子のようで。

エイトのオカンと呼ばれるゆえんが、この二人への態度に一番大きく現されていたと思うんですよ。

 

「うちのすばるが・・・」

「うちのりょおが・・・」

そう言うたびにほころんでしまう表情が、あまりにも愛おしそうで、ああもうこの人は、すばるが、亮が、無条件で好きでしかたがないんだろうなと。

全ての攻撃からかばってあげたくてしょうがないんだろうなと。

それを村上くんはヲタクの妄想だと言うだろうけど、そんな妄想をさせてしまうような口調と表情を、いつもいつもあなたはしていた。

その村上くんが、すばるの名前すら出さないなんて。

 

村上くんは怒ってるんだろうなあ、と思った。

記者会見では大人の受け答えをしていたけれど、そんなの割り切れるはずなくて。

表向き大人のふりをしていた分、すばるの名前を出すことすらできないほど、今でも感情が大きく揺れ動いてるのかなあって。

 

レコメンなら、可愛い後輩の中間くんと桐山くんが目の前にいたら、もうちょっとなんとかなったかもしれない。

大倉くんが、高橋優くん相手に、素直に喋ってくれたように。

一人喋りじゃ、どうにもならないよね。そりゃそうだよね。

 

15歳の時から一緒に遊んでた、ヒナの一番自慢の友達が、歌がうまくてかっこよくて面白くてバカで正直でひたむきで、ヨコと取り合いするほどヒナを愛してくれた、一生一緒にいると何の疑いもなく信じていたその友達が、ヒナの元から去っていくって。

そんなの二ヶ月やそこらで飲み込めるわけないもんね。

会見で笑いすら交えて物分りよく喋っていたのは、あくまでも関ジャニ∞村上信五であって、すばるの幼馴染の高槻市在住の少年ヒナちゃんじゃないもんね。

 

すばるのことを一切語らなかったことで、村上くんを冷たいとかいって非難している人たちがいるとも聞きました。

バカバカしい。

名前を出せないほど辛いってこと、それすら思い当たらないような頭の悪い心の無い想像力の欠片もないような奴のことを、人は、人でなしって呼ぶんだよ。

 

でも、エイターにとって、ヒナちゃんファンにとって、もっと辛かったのは、番組の終盤でした。

来週のリスナーへのお題募集のテーマが、

「タイムトラベルできるなら、いつに行って何したい」

ってことで。

それについて、ヒナが語りだしたのです。

「俺はもうほんまに、もう昨日にも明日にも行きたくないですね。

もう、今がええわ。

過去知るのも嫌やしなあ、改めて。

先に未来見たら、疲れるやん。

仮にまあ、家とか大阪帰ってたりするような状況やったら、どうなってるかわからへんけど。

もう知りたないよなあ、今がええよ。

トラベルなら帰って来れるんやろ。

帰って来てさ、現代に抱えて生きるって、そんなしんどいことないで。

過去なんか、あんなんやったなあこんなんやったなあって今でも振り返れるやん、頭の中で、心の中で。

そう思うと、僕は今かな」

で、かけた曲が関ジャニ∞が、去年一番たくさん歌った曲である「今」で。

もうそれが泣けて、泣けて。

 

ヒナちゃんはね。

タイムマシンがあったらいつに行きたいかって話を以前した時は。

過去に行きたいって言ってたんですよ。

過去に行って、過去の自分に、

「おまえ、もうちょっとやから頑張れ。もうちょっと頑張ったら、なんとかなるから。今はしんどくても、もうちょっとやから、いいことあるからって、言ってあげたい」

って。

 

それなのに、もう過去にも未来にも、昨日にも明日にも行きたくないって。

そんなこと言うの、すばるくんの件があったからだって。

それ以外にないのに。

あのポジティブを絵に描いたようなヒナちゃんが、こんな寂しいこと、こんな絶望的なこと言うの、少なくとも関ジャニ∞発足以来、初めてなのに。

ヒナにこんなことを言わせるすばるくんに腹が立つ。

ヒナはあなたのことをずっとずっと守ってきたのに、ずっとずっとかばってきたのに、ずっとずっと信じてきたのに。

 

あー、ダメですね。

恨み言はいわないって誓ったのに、こんなこと言ってる。

 

エイトにすばるがいなくなること自体の悲しみを個人的に少し消化できたとしても、次に待ってるのは、残されたメンバーの気持ちの持って行き場の行方で。

ヲタクはメンバーが好きだから、今辛くないかな辛くないといいなと思うだけで泣けてきて。

 

悲しみからの復活の過程は本当にゆっくりで。

それでも日々、行ったり来たり、上がったり下がったりを繰り返しながらも、泣く時間は着実に減っています。

ただ、お酒の量は減らないです。

もともと弱いので、そんなに毎日飲むほうではなく、飲まない時は一ヶ月まったく飲まないことも珍しいことじゃなかったけれども、会見の日以来、毎日飲んでます。

飲まなくても、平和に眠れる気がする夜が、早く来てほしいなと思います。

それは、すばるにも、他の6人にも。

すべてのすばる担にも、すべてのエイターにも。

 

ヒナちゃんが、誰かの胸を借りて泣けていますように。

それが私の、今一番の望みです。