僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

関ジャニ∞の歴史を学んでみた【2】なんじゃに?! 関ジャニ 19980409-19980924 初回 三馬鹿初のレコーディング

「8時だJ」エピを書いているうちに、「なんじゃに?! 関ジャニ」関連エピが出てきてしまいました。

それで、「なんじゃに?! 関ジャニ」を初回分だけでも先に書いておきます。

これは、関ジュの冠番組「Kanjani Knight」の後継番組となります。

「 Kanjani Knight」が終わったのが 1998年3月26日、「なんじゃに?! 関ジャニ」が始まったのが1998年4月9日、どちらも関ジュの冠番組ですから、新番組が始まったというより、単に番組をリニューアルしただけって感じかと。

「 Kanjani Knight」とはレギュラーメンバーも変更がありました。

クレジット順で、横山裕田中純弥、北山純一、村上信五渋谷すばる大堀治樹の6人。

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この時点でわかるのは、関ジュのトップが確実にヨコっていうことと、すばるのポジションが案外後ろってことで。ヒナより後ですからね。

贔屓目抜きで、ヨコとすばるの美少年ぶりは圧倒的に見えるんだけど、この時点でそこまで評価されてないのが不思議。やっぱり、あの暴れっぷりのせいでしょうか。

 

初回のゲストがブラザー・コーンさんで、テーマが「歌」でした。

MCの内海光司さんに、「横山は、最近どういう歌聞いてるの?」と聞かれて

横山 最近はあんまり歌聞いてないですね。流行に遅れてます。

MC 思い出の曲とかある? この歌好きだったなとか。

横山 うんとこどっこいしょ

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グリコのCMの曲らしいです。このドヤ顔。

17歳なんてむしろ大人っぽい選曲をしがちなのに、子供向けのCMソングを出してくるところが、永遠のピーターパンたる所以でしょうか。

次に田中くんが好きな歌を聞かれて、「マドンナ」と答えるのですが、

横山 マドンナって何?

MCとゲストさんズッコケ、さすがに会場中から「こいつマジか・・・」といわんばかりの失笑が。ヨコなりに思いついたのが、

横山 あの、パンツのやつ? あの、スカートの・・・

と言いながら、スカートがめくりあがるジェスチャーを。

田中 それ、マリリン・モンロー

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これが伝家の宝刀、ヨコの照れ笑いです。当時の横山少年は、基本この照れ笑いだけで番組を乗り切っていました。アホでどんくさくて可愛いです。

ちなみに、ヨコが言ってたのはコレ。映画「七年目の浮気」の名場面です。

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さて、この初回では、「なんじゃに?! 関ジャニ」のテーマ曲として、関ジュが初めてのオリジナル曲を歌うことになったという発表が。

曲名は「Boys In The West Side」

で、その曲のレコーディング風景のミニドキュメンタリーが放送されました。

歌唱メンバーは、レギュラーの6人。

大阪心斎橋のPOWER SOUND SQUAREというスタジオに集合。

(ナレーション)初のレコーディングに不安いっぱいの6人。これから歌うテーマソングを初めて聞いてみます。さすがにみんな真剣に聞いていますが・・・

全員 (キーが)高い! 高いですよねこれ

横山 これ日本語に直してくださいよ

ディレクター 日本語に直したらはまらへんやろ

横山 これ、We love you,and stay togetherって

ディレクター 好きやから一緒にいてね

横山 ひゃぁああ!(照れまくる)

(ナレーション)歌詞の意味もわかって、あとは練習あるのみ。声の低い人が下のパートを3人で歌い、残りの3人は一人ずつ歌うことになりました。

ディレクター この3人は上(ヨコとすばると田中くん)

横山 俺、下がいいわ

大堀 わがままか、わがままかおまえは(笑)

ディレクター わがままは許さん(笑)

結局ヨコも上のパートに。

レコーディングの順番も上からといわれて、ヨコが「下からいきましょ」とゴネてみたものの聞き入れられず、結局上の3人でじゃんけん。すばるが負けて、最初にレコーディングすることに。

すばる うわー、もう緊張するー

横山 僕はいいんですけど、彼がどうしてもって言うんで

すばる いやー

二人でじゃれあってます。可愛いです。

で、すばるがレコーディングブースに入り、歌い始めるのですが。

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すばるの第一声「♪ We love you」が聞こえてきた瞬間に、ヨコの「お、すげえ!」って声が入ってます。この時すばるの歌を初めてちゃんと聞いたのでしょうか。

すばるがパートを歌い終わると、

横山 かっこええ!!

村上 おおおっ!!(大きく拍手)

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それはたぶん、その後、20年以上に渡って何千回も繰り返されてきた光景。

すばるが歌って、ヨコとヒナが歓声を上げる。その、最初の一回。

去年のFNS歌謡祭のエンディングですばるが糸メドレーに参加した時に、客席のテーブルからエイト6人がすばるに向かって大きく拍手しながら歓声を上げていた場面を思い出します。

壇上のすばるはなんとも言えない顔をして、そのまま儚く消えてしまいそうな佇まいで、それを聞いてた。

あとですばラジで語ったところによると、恥ずかしくていたたまれなくてどうしようもなかったみたいです。

あの最高の光景がもう見られないなんて、本当に嘘みたい。

と書いているとまた泣けてきた。

泣きながら、続きを書きます。

 

ディレクター ええねんけど、微妙に言うと、音程がちょっと悪い。

すばる はい。

ディレクター いってみましょう。

で、2回めでOKサイン。

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OKもらって嬉しそうなすばるくん。

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VTRを見て改めて喜ぶすばるくん。

次の田中くんも無難に成功して、とうとうヨコの番に。

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とにかく恥ずかしいのかハイテンションでふざけまくるヨコ。でも、案外うまく歌えてましたよ。

低音パートは3人一緒に。手前がヒナです。

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 この日は初めてスタジオライブでこの歌を歌って踊りました。

 

この初々しいレコーディングのたった数カ月後に「8時だJ」のスタジオライブで関ジャニ4人は鮮烈な全国デビューをすることになります。

 

エンディングのおまけコーナー「関ジャニバトル」は、階段のぼり。

優勝は横山くんでした。身長も高いし、もともと運動神経もいいですからね。

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横山  優勝は横山裕でした! イェーイ!!

横山くんは、同時期に「8時だJ」にも出てるんです。

ほとんど喋らず死んだ顔でひな壇に座っているだけの東京とは違って、関西ではこんな楽しそうにしています。可愛いです。