渋谷すばるのことなら心配いらん~死ぬまで叶わない夢じゃなかった
すばるくんの脱退までとうとう三週間になり、各レギュラー番組のすばるくんの最終出演回が発表になりました。
脱退予定日の7月14日を待たずに次々と終わっていくらしく。
今の心境は、何周も回った末の「いまいちピンと来てない」感じです。
すばるくんのいない関ジャニ∞を見るまでは、きっと実感など湧かないと思います。
すばるくんの脱退退所を知ってからアホほど泣きました。
一週間はほんとにスキを見つけては泣いてたし、その後も泣いたり泣き止んだり、忘れてたり思い出したりの繰り返しで。
途中、すばるくんにすごくムカついたりもしました。
なんでこんな最高の仲間たちと追いすがるファンを置いて去っていくのかと。
いくらなんでも勝手すぎないかと。
会見後の番組収録でも、何もなかったかのようにバカなこと言って笑ってて、それがあまりに普通だから、何もなかったんじゃないかって思えてきて。
なのにすばるくんは去っていくから、なんかもう騙されたような気分になってきて。
無性に腹が立つ。
もう、辞めるなら今すぐ辞めてくれたほうが気が楽だ、長い長い最終回への予告編を見せ続けないでくれ、と思ったり。
でも、そう思いつつも、すばるくんの可愛い笑顔を見たり、バカバカしい冗談で笑ったり、とびきり美しい歌声を聞いたりすると、
あー、もうやっぱり嫌いになんかなれないや。
と。記者会見の大倉くんのように思い直したり。
いっそ、すばるくんが辞めてから関ジャニ∞好きになればよかったなあ。とも思ったり。
私が内くんに思い入れがないのは、彼のいた関ジャニ∞のファンじゃなかったからで。
私がファンになったのはたったの2年半前なので、2年半遅くファンになってりゃなあ。こんなに泣かないですんだのにって。思ったり。
でもどうなんだろう。
すばるくんがいなくなってからファンになってたら、せめてひと目でいいから、すばるくんのいた関ジャニ∞をリアルタイムで見てみたかったなあって思うのかもしれない。
わからない。そのアナザーワールドを見ることはできないし。
まあ、そんな何の生産性もないことを考えながら日々を過ごすうちに、日がたてばたつほど、リアリティがなくなってきて。
今は、あんまりリアリティがない時期です。
こんなこと書いてると泣けてくるけどね。
で、今日書きたいことは「渋谷すばるのことなら心配いらん」ってことです。
主にすばる担の人が、すばるに次いつ会えるのか、会えないのか、それがわからなくて、何の約束もなくて、それが辛いって言ってるのを聞いて、私は思った。
「え、渋谷すばるだよ? 会えなくなるわけないじゃん!」って。
あんなすごい歌声をもつ、あんなスターを、あんなカリスマを、音楽業界が放っとくわけがない。
というか、すでにオファーは山程来てるはずで。
すばるくんはただひたすら音楽を学びたくて、外の世界に行くのでしょう。
それは嘘じゃないと信じてる。
でも、すばるくんがインプットだけの日々にいつか飽きるのは明らかで。
いつか、というか、そんなに遠くないうちに、アウトプットしたくなるのは火を見るより明らか。
だって、すばるくんですよ?
15歳から21年間、ずっとスポットライトを浴びて、大勢のファンを魅了し、喝采を浴び続けてきたすばるくんが、人前で歌わないでいられるわけがないじゃないですか。
あんなにファンを大事にしてきたすばるくんが、すばるのファンを見捨てるわけがないじゃないですか。
個人的には、すばるくんは1年以内にデビューすると思ってる。長くても2年たたないうちに。
すばるくんがアウトプットせずにいられる時間なんてせいぜいそんなもん。だと思うんです私は。
で、すばるくんならツイッターやインスタグラムも始めると思う。ごく普通に。
今よりもたくさん、すばるくんの近況をダイレクトに知る機会ができるんじゃないかと思ってる。私は。
俵万智さんに褒められた短歌だって、気が向けば書いてくれると思う。
どこまでも青くて高いロサンゼルスの夏の空や、木々が美しく色づいたニューヨークの秋の並木道や、今にも音楽が聞こえてきそうなニューオーリンズのバーの画像を、そしてそこにいるすばるくんの姿を、きっと見せてくれると思う。
す担羨ましい・・・って言われてる姿が目に浮かびます。私は!
何の根拠もない妄想じゃないかと怒られるかもしれませんが、だってそうとしか思えないんだもん。
渋谷すばるの歌声を世の中が放っとくわけがないし、渋谷すばるが歌わずにいられるわけがないし、渋谷すばるが自分のファンを泣かせっぱなしにするわけがない。
「え、すばるもうデビュー?」「はやっ!」
っていうぐらいには早い時期に彼は出てくると思ってる。
それ以外の未来がまったく思いつかないんです。
だから、す担の皆様、すばるのことなら心配いらないって!
どうせ未来なんてわからないんだから、私の妄想に乗っかってください。そのほうが楽しいから!
すばるくんの退所予定は今年の12月31日ですが、それはあくまでも契約上の話。
おそらく、エイトを脱退する7月15日以降はすばるくんの時間は自由になるはず。
年末を待たずにアメリカ(でしょどう考えても)に行っちゃうと思います。しばらくは、行ったり来たりかもしれないけど。
私は、すばるくんの未来をまったく心配していないので、もうここまで来れば、早く行ったほうがいいと思う。
そのほうが、次にすばるくんに会える日が早くなるから。
ジャニーズwebにかつて連載されていた、すばるとヤスのリレーブログ「やすば」にこんなことが書かれていたそうです。すばるくんの文章です。
「誰にも何にも縛られずただ音楽だけをやっていたい・・・。まぁ僕には死ぬまで叶わない夢やね・・・。死んだら叶うのかなぁ。」
2006年のことです。
これが、すばるがずっと抱き続けた「手付かずの夢」でした。
誰にも何にも縛られずただ音楽だけをやる生活。
もうずっと前に諦めていたその人生を、37歳になるすばるが、やっと叶えることにしたんです。
それはもう、これ以上にないぐらい、素敵な話で。
その代償はとても大きかったけれど、それよりも何よりも、「僕には死ぬまで叶わない」と、「死んだら叶うのかな」と、そこまで思いつめたその儚い夢を、この世で叶える気にさせてくれたのは、きっとそばにいたエイトの仲間だと思うんです。
エイトがここまで大きくなったから、すばるが出て行けるんだと。
それは、本当にいいことなんだと。
私はそう思います。っていうか、言い聞かせてます。
渋谷すばるのことは心配いらん。
すばるは夢を叶えて、ただただ音楽だけをやる人生を始め、そしてすばるファンがそれをフォローできる日は、そう遠くない。
ただ、エイトの中にすばるがいなくなるだけ。
エイトの曲の中にすばるの声がなくなるだけ。
エイトレンジャーにレッドがいなくなるだけ。
やたら綺麗な顔の小さい歌うまおじさんがバンドのフロントからいなくなるだけ。
トーク中にシモネタが減って、メンバーがとんでもない無茶振りをされる回数が減って、村上くんを常時「ヒナ」と呼ぶ人がいなくなって。
それがどんなことか、まだまだ実感は湧かない。
すばるのいないエイトがどうなるのか、多分、エイト自身にも分かっていない。
でも、他の誰でもない渋谷すばるが、「渋谷すばるがいなくてもエイトは大丈夫」だと、そう確信した人たちなんだから、大丈夫だと思う。
そう思えなかったら、すばるは辞めなかったと思うんです。ほんとに。
だから、渋谷すばるのことなら心配いらん。
これから最終回ラッシュで、私はそれを見て毎回泣くだろうけど、すばるのことは心配してません。
アイドルのすばるはこれで見納めだけど、シンガーとしてのすばるには華々しい栄光の道が続いていて、それはファンにもそんな遠くないうちに見聞きすることができるはず。
すばるのアイドルスマイルも、決めの場面でカメラに送る流し目も、嫌いだ苦手だというわりには綺麗なダンスも、女装もかぶりものも変装も変なズラも変な衣装も変なメイクも変顔も、バラエティもコントも大喜利も、もう見られることはないかもしれないけど。
でも、すばるが幸せなら、それに勝るものはない。
失うものを嘆くよりも、新たに得るものを喜ぼう。
それしかないし。他にやりようがないし。
単純に、すばるの新しい音楽が、どんなものか、楽しみだしね!
って言い聞かせてます。私は。
関ジャニ∞内私的好きなペア 5 年上&年下ペア 村上&大倉編 渋谷&安田編
年上&年下ペア その3 ヒナ×大倉
大倉くんの相手もヒナちゃん。
大倉くんは、横山くんとすばるくんにはなんだかんだ「先輩」「メンバー」「仲間」として接してる感じがしますが、村上くん相手だと「お兄ちゃんと弟」みたいなんです。
大倉くんはグループの中では最年少ですが、丸ちゃんヤスくん亮ちゃんと同期だし、最初はさらに2つ下で3期後輩の内くんがいたし、身長も一番高いし、本人のキャラも基本的に偉そうで、実生活でも弟二人をもつ長男ということもあり、実にしっかりしていて、そんなに末っ子という感じがしません。
ヒナちゃんは出会った当初から後輩たちに優しかったようで、
「ファンの人からもらったお菓子とかを持ってきて一緒に食べようって言ってくれた。優しい先輩でした」
とか。
横山くんもすばるくんも極度の人見知りなので、慣れるまでは村上くんが基本的に後輩の世話をしていたのかも。
やはり「エイトのおかん」だけのことはあります。
その優しいヒナちゃんが、大倉くんに怒ったことがあります。
関ジャニ8結成時、最後に加入した大倉くんは、グループの中で一番人気がなかった。それまで7人の選抜メンバーの後ろで踊っていただけなので、そもそも知名度がない。テレビに出てもほとんどまったく喋れない。
同期とはいえ亮ちゃんはスターだし、丸ちゃんとヤスくんも以前からレギュラー番組を持って仕事をしていたし、前ユニット「V.WEST」での単独ライブも成功させていた。
長年、十把一絡げのジュニアでしかなかった当時の大倉くんとは大きな格差があったわけです。
嫉妬と羨望と大きな劣等感を感じたものの、それを打ち明ける相手もいなかった大倉くんは、ある日優しいヒナちゃん相手に気が緩んだのか、愚痴を言ったようです。
「どうせ俺なんか人気もないし実力もないし・・・」
それを聞いたヒナちゃんは、
「そんなん言うならこの仕事辞めたらええねん」
と怒ったそうです。
いつも優しいヒナちゃんが、あの時は怒って「くれた」と、それが嬉しかったと後に語っています。
それからずっと大倉くんがなついていたのはヒナちゃんで、 今でもよく一緒に飲みに行っている二人。
大倉くんがプライベートで仕事の話をするのはヒナちゃんだけ。とてもとても信頼しているんですね。
お互いの家にも遊びに行っていて、ヒナちゃんが大倉くんの家に遊びに行った時には、「関ジャニ∞クロニクル」の英会話伝言ゲームの録画をツマミに酒を飲んでいたとか。
英会話伝言ゲームのヒナちゃんが、大倉くんの大好物らしいです。
大倉くん側からばかり書きましたが、村上くん側から見ても、大倉くんを完全に弟扱いしてて可愛いです。
DVD「関ジャニズム」の「RAZE」を歌う冒頭の場面。
大倉くんが振り付けに一部苦情を言ったら、じゃあ大倉が目立つように変えようということになり、翌日やたら大倉くんが目立つ振り付けに変更になったのですが、それが成功した後、大倉くんの頭をヒナちゃんがワシャワシャしているのがすごく可愛いです。
完全に、お兄ちゃんが弟を可愛がっている図です。
年上&年下ペア その4 すばる×ヤス
すばるとヤスはジャニーズWEB内のブログで二人だけのリレー連載を9年も続けていたコンビです。そのブログのタイトルが「やすば」。
エイターで好きなペア人気投票をしたら、おそらく上位に来ることは間違いなしかと。
大阪時代、すばるとヤスはとても仲が良くて、背丈や体格が同じぐらいなこともあり、しょっちゅう一緒に買い物に行っていたそうです。
極度の人見知りのすばるくんは、気に入った洋服を見つけても店員さんに声をかけられず、サイズ違いが欲しい時はヤスの肘をつっついて、「ヤス、聞いて」と頼む。
すると、ヤスくんが
「これのSサイズありますか?」
と店員さんに聞いてあげていたという、可愛らしい反面「すばるくん、そこまで人見知りで大丈夫なの??」ちょっと心配になるエピソードまであります。
洋服の趣味も合ったようですが、それより何より二人が合っていたのは音楽の趣味。
すばるくんの音楽の趣味、世界、情熱を、一番よくわかちあっていたのがヤスくんで。
二人(と丸ちゃん、大倉くん)がやっていたのが「すばるBAND」で。
今では関ジャニ∞として全員楽器を持ってバンドをやっていますが、以前は違ったのです。
関ジャニ8内のユニットとして存在したのが「すばるBAND」。
すばるがボーカルとギター、ヤスがリードギター、丸ちゃんがベース、大倉くんがドラム。4人構成のバンドユニットです。
ドラムの大倉くんの加入と同時に作られたバンドユニットなので、スタートは関ジャニ8結成と同時。
2002年12月の「関ジャニ8クリスマスパーティ2002」が初お披露目、2005年を最後にすばるBANDとしての登場はなくなり、コンサートで楽器を演奏する時も関ジャニ∞としての活動の一部となりました。
すばるBANDはすばるとヤスの音楽の融合でした。
二人で曲を作り、二人で演奏し、二人で歌い、二人でハモり。
きっと彼らは、ジャニーズに入っていなくても、きっとどこかで出会えたんじゃないかと思うぐらい。きっとどこかで出会ってきっと一緒に歌っていただろうと、ついそんな妄想をしてしまうぐらいには、特別な関係でした。
他の先輩後輩コンビと違って、ここはあくまでも対等なイメージがあります。
すばるくん自身が末っ子気質で、まったく先輩っぽくない人だし、ヤスくんはヤスくんで基本的に保護者気質で人の世話をするほうだから、年下っぽい先輩と年上っぽい後輩の組み合わせだとこうなりますよね。
この二人には、他にはない、二人だけでわかり合ってる世界があるように見えます。
たとえどんなに距離が離れても。
以上、私的に好きなペアを列挙してみました。
もちろん、これ以外のペアにもそれぞれの良さがあり、とても全部は語りきれません。
うーん、こんなこと書いてると、すばるくんがいなくなるなんて信じられないや!
関ジャニ∞内私的好きなペア 4 年上&年下ペア 村上&丸山編 村上くんにだけは八つ当たりできる丸ちゃん
その2 ヒナ×まる
通称エイトのおかん、面倒見がよくて世話焼きの村上くんと組んでもらいたい年下組は、丸山くんと大倉くん。
ここはもう、ただひたすらプライベートでの仲の良さ、つきあいの深さで選びました。
まず、丸山くんから。
村上くんと丸山くんはかつて同居していた期間があるのです。それも2回も。
まだ関ジャニ8結成前で関西Jr選抜として大阪松竹座の舞台に出てた頃。
丸ちゃんはまだ十代、ヒナちゃんも二十代になったばかり。
当時の関西Jr選抜とは、今の関ジャニ∞から大倉くんを抜いて、内博貴くんを入れた7人のことです。
この7人中、一番お金がなかったのが丸ちゃんでした。
みんな貧乏してたとはいえ、当時は実家通いのメンバーがほとんどで、実家にいれば家賃もいらないし食費も外食費だけ、あと最低限必要なのは交通費ぐらい。
この交通費が問題でした。
当時のジャニーズJr.には交通費の支給がなかったのです。
当時の関西Jr選抜メンバー、現関ジャニ∞メンバーでも同じですが、大阪府在住じゃないのは丸ちゃんとヤスだけ。
関西の地理に疎い方だとピンと来ないかもしれませんが、尼崎市っていうのは大阪市との隣接区域で大阪駅までわずか2駅、ぶっちゃけ他のメンバーの誰よりも大阪の中心地に近いところに実家があったのがヤスで、当然交通費も格安です。
一方、丸ちゃんの実家のある京都は遠い。
現在の運賃でも新快速の使えるJRだと片道560円もします。他にも、太秦駅から京都駅までの電車代、大阪駅から難波駅までの地下鉄代。
当時の運賃はわからないけど、仕事場がある難波への往復だけで1500円以上だったかと。
公演が始まると1ステージいくらでギャラが出ますが、リハーサルの期間は無給で、毎日お金が減っていくばかり。
みんな貧乏といっても、仕事場に行くのに一々高い交通費のかかる丸ちゃんが一番貧乏でした。
2014年10月7日放送の「幸せ!ボンビーガール」では、当時の丸ちゃんの貧乏っぷりが再現VTRになっていました。
貧乏すぎて食事に回すお金がなく、1日の食事は100円で買えたミニ即席麺5個セットのみ。
朝は普通にお湯を入れてラーメンとして食べ、昼はスナックとしてそのまま食べ、夜は通常5倍のお湯を入れてふやかして超薄味のラーメンスープとして「味変」しながら食べていたという悲しいエピソードでした。
それに加えて、他のメンバーよりもダンスの覚えが悪いことや要領が悪いこと、他のメンバーより人気がないこと、ベースの練習が辛いこと、漫才が辛いこと、自分に特別何ができるのかわからないこと、失敗して怒られてばかりなこと、などなど、もともと悩み多き丸ちゃんは、貧乏とプレッシャーとでいっぱいいっぱいになり、すっかりふさぎ込んでしまったらしいです。
そんな丸ちゃんの教育係というか世話係だったのが村上くん。
ふさぎ込む丸ちゃんを無理やり連れ出して、丸ちゃんに説教する日々。
ある日仕事終わりで丸ちゃんを家に連れて帰り、ダメ出しという名のアドバイスをしていたら、丸ちゃんが突然キレた。
「信ちゃんはな、ええこと言うてくれてるかもしれへんけど、俺は、信ちゃんが10言うてるうちの1しかわからへんねん!」
これを聞いて心底驚いた村上くんは、自分がいかに自分の尺度だけでモノを考えていたのかと愕然とし、グループとしての尺度で考えなきゃいけないと反省したと、後に語っています。
最初の同居生活はこの頃だと思われます。
京都からの交通費のせいであまりにもお金がなくて、食べるものさえ満足に買えない丸ちゃんを見かねて、村上くんが当時大阪市内で一人暮らしをしていた自分のマンションに呼んであげたのです。
マンションといっても、7畳のワンルーム。
当時の村上くんだってお金があったわけではないのです。
ただ、村上くんはかつては黄金期の人気Jrの一人でテレビの仕事もたくさんこなしていたし、東京の仕事がなくなって大阪へ帰ってきてからも、ラジオやローカルのテレビのレギュラーが少しはあったので、なんとか一人暮らしはできるぐらいの収入はあったようです。
7畳ワンルームの部屋に呼んで、丸ちゃんにミートソーススパゲティを作ってくれた村上くん。京都から通うのがしんどいならココに住んだらええわと言ってくれた村上くん。
その日から、丸ちゃんは村上くんの部屋に居候することになるのです。
なんて優しい村上くん。
村上くんがエイトのおかんと言われるゆえんの一つがここにあります。
二度目の同居は、関ジャニ∞デビュー後。
デビューしても最初の数年は大阪在住で、東京で仕事のある時だけ新幹線で往復していたメンバーが多いようです。
彼らがいつから東京へ引っ越したのか具体的な時期は不明ですが、東京で部屋を借りるのが一番遅かったのは丸ちゃんだったというのは確実。*1
デビュー5年後の2009年時点で当時の冠番組「Canジャニ」の中で、「タウンガイド」シリーズという企画があり、ここで丸ちゃんの東京での物件探しをしているのです。
(この企画、本来の物件探しよりも「ペーパードライバー丸山と鬼教官村上シリーズ」としてのほうが有名です。
免許取得から約1年、まったく運転していないペーパードライバーの丸ちゃんに運転させて物件を見に行くという趣旨なのですが、とにかくポンコツの丸ちゃんに、村上くんがまるで自動車教習所の鬼教官のごとく、隣からワーワー言うのですが、これが面白いのなんの。
客観的に見てもビビリすぎてテンパリ続ける丸ちゃんの運転はとても怖いのですが、村上くんが隣で突っ込んだり怒ったり怒鳴ったり笑ったり励ましたり応援したり頭を叩いたり褒めたりけなしたりするもんで、ちょっとケンカみたいになっていくという。ほとんどコントです)
丸ちゃんは、2009年時点でまだ部屋探しをしていた、つまりまだ東京に部屋を借りていなかったわけで、当時は東京での仕事があるたびに丸ちゃんはホテル暮らしが続き。
ろくに友達もいない東京で、自分一人ホテル暮らしの日々を過ごすうち、丸ちゃんはまたふさぎがちに。
それを見かねたすばるくんが、
「丸がおかしいからなんとかしてやって。面倒見てやって」
と村上くんに頼み、村上くんがまた丸ちゃんを部屋に呼び、またまた丸ちゃんの村上宅居候生活が始まったのです。その後、丸ちゃんが無事東京に部屋を借りる日まで、その居候生活は続いたようです。
のちに、丸ちゃんは村上くんのことをこんなふうに語っています。
「信ちゃんは、10代の、人に対してどうやって接したらいいかわからなくて閉ざされていた俺の心を、こじ開けてくれた最初の人やね。今思えば、かなり無理矢理な感じやったけど(笑)」
「あの頃は俺、信ちゃんに対して、うっとうしいお兄ちゃんみたいなイメージがあったけど、今は、父親とか母親みたいな感じがするな。」
実生活では長男で、兄のいない丸ちゃんの、初めてできたお兄ちゃんが村上くんだったと。でももう、それを通り越して父親か母親みたいだって。
人前では明るくて楽しくて人を笑わせるのが大好きな反面、実はコンプレックスの塊で、内省的で、殻に閉じこもりがちで、なかなか本心を見せない頑なな丸ちゃんの心の重い扉を、村上くんは、がさつに思えるぐらい真正面から率直にポジティブに全力で壊してしまった。
こんなことしてくれる人、そうそういないですよね。
できる人自体が少ないし、やってあげようとする人も少ない。
みんなそれぞれに優しいけど、村上くんの優しさには、強引なほどの有無を言わせないパワーがある。
丸ちゃんが一番世話になって一番感謝してる相手が村上くんであることは言うまでもありません。
一方で、こっそり甘える相手も村上くんらしく、こんなエピソードがあります。
丸ちゃんはイライラしても基本的に人に当たるタイプではなく、自分に当たるタイプなのだけど、村上くんにだけは多少八つ当たりするようなんです。
ダンスの振り付けを覚えるのがとても苦手でとても遅いのだけど、みんなでレッスンしている時は、半泣きになりながらも一生懸命ついていく丸ちゃん。
それが、村上くんと二人のユニット曲のダンスの練習の時だけは違いました。
振り付けがどうしても覚えられず、イライラが最高潮に達した丸ちゃんは、
「あー、もうできひん! もう無理! 帰る!」
といって本当に突然プイッと帰ってしまったらしいのです。
他の誰にもそんな姿を見せたことがないらしく、これを聞いたメンバーはびっくり仰天。
気ぃつかいな上に気が弱く、なかなか言いたいことも言えない丸ちゃんが、村上くんにだけは八つ当たりできる。
村上くんのことをメンバーとか先輩とか仲間としてとか以上に、お兄ちゃんか、父親か、母親だと思ってるから、そんなことをしちゃうんですね。
どれだけ丸ちゃんが村上くんを慕っているか、よくわかります。
近年は村上くんが忙しくなりすぎてなかなか時間が取れなくなったようですが、かつては二人でよくあちこちに旅行したとか。
今でも二人でご飯を食べた話を時々聞けます。
先輩後輩コンビで丸ちゃんの相手となると、これはもう村上くんしかいない、と。
私は思ってます。
*1:※後記 丸ちゃんが東京に部屋を借りたのは、2010年だったそうです
ジャニーズを代表する歌うまシンガーリスト3 これからのジャニーズを支える期待のホープ キンプリ岸くん SixTONES京本くんジェシーくんなにわ男子大橋くん
最後に、これからのジャニーズを支える期待の歌うまホープをご紹介します。
●岸優太(King&Prince)
つい先日デビューしたキンプリのリーダーが、岸くん。
とても愛嬌のある顔つきで・・・ものすごく可愛いゴリラ風なんですが(ファンの方ごめんなさい)、彼が「綺麗な村上信五」と呼ばれていると聞いて笑っちゃいました。
確かに、ヒナちゃんの若い頃に似てる! たまたまでしょうが、今の髪型髪色までそっくり。
できれば、早めに関ジャニ∞と共演して、「綺麗な村上信五」といわれてるエピを暴露されて、ヒナちゃんから「どういうこっちゃねん! 俺こそ綺麗な村上信五や!」と怒られて、アワアワしてほしいです(笑)
私が以前からJrの中ではプリンス一押しだったのは前に書いたとおりですが、その中でも岩橋くんの女の子と見紛うほどの可愛らしさと、岸くんの熱血バカぶりには心を奪われていました。
岸くんって、ほんとはめちゃめちゃアホでめちゃめちゃ面白いんですけどね。
キンプリとしてテレビに出る時は緊張しているのか、いまだ6人でいる時のポジションがしっくりこないのか、いまいちその面白さを発揮できていないようなので、テレビで見かけるたびにいつも「岸くん頑張れ!」って思ってます。
そもそも岸くんを好きになったきっかけが、少年倶楽部でソロで歌ったのを見たから。
熱血バカで面白くて可愛いなあと思っていただけの岸くんが、こんな透き通るような綺麗な声をしていたなんて。驚きました。
ふだん喋ってる時の声とは違い、ほんとにザ・アイドルで、ザ・王子様なんです。
癖のない素直でまっすぐな歌声、甘いスイートボイスは、王道中の王道。
あまりにも王道すぎて、この声ジャニーズの誰かにすごく似てるんだけど、誰だっけ?と悩んでしまいました。
今回、歌声の記憶をたどって、あれこれ聞いてみた結果、一番似てるのはKAT-TUNの亀梨和也くんではないかと思うんですがいかがでしょうか。
でも、赤西仁くんにも似てるし。もうジャニーズじゃないですけど。
(っていうか、そもそも今回聞き直して思ったことですが、亀梨くんと赤西くんの歌声ってこんなに似てたんですね。
私はジャニヲタ歴が浅いので、6人時代のKAT-TUNは、それこそ過去映像や過去動画の中でしか知らないんですが、改めてじっくり聞いてみて、この二人の声の相性の良さに驚きました)
基本は亀梨くん、そこに嵐の大野智くんや、KinKi Kidsの堂本光一くん(お二人とも、岸くんが尊敬する先輩として名前を挙げている人たち)のエッセンスを加えたような。
まさに、豪華食材てんこもり。
ジャニヲタなら十中八九「こういう歌声が好き!」っていうど真ん中に入ってくるのが、岸くんの歌声だと思います。
キンプリは、比較的歌が安定しているグループです。
エースの平野紫耀くん自身が音程がしっかりして声量もあるのですが、あの独特のハスキーボイスはかなり好みが分かれるところかと。
一方、岸くんの美声はジャニヲタが「一番好きなヤツ」なので、岸くんと平野くんの二人でキンプリのメインを張るのは理想的かと。
ただ、岸くんには、課題もあります。
今まで挙げた他の歌うまシンガーに比べると、声量不足。
嵐の大野くん並みにキンプリの歌唱面をリーダーとしてガッツリ引っ張っていくには、頑張って声量を増やしてほしいです。
ライブで生歌を歌うなら一定以上の声量は絶対に必要。持ち前の声の良さだけでは、声量不足は補えませんから。
キンプリは、今のところはグループの方針としてダンス優先らしく、テレビではほぼ口パクかかぶせで、完全な生歌が聞けそうにないのが残念なところ。
まあ、これから方針もかわるかもしれませんし、長い目で見て楽しみにしてます。
●京本大我、ジェシー(ジャニーズJr.内ユニット SixTONES)
彼らはSixTONES(ストーンズ)という6人組ジャニーズJr.内ユニットのメンバーです。
SixTONESは、キンプリがデビューしてJr.から卒業した今、人気、実力ともに東京Jrのトップで、次のデビュー候補最有力ユニットと言われています。
(とはいえ、ジャニーさんは思いつきでJr.内各ユニットをバラバラにしたり引っこ抜いたり、メンバー追加したり減らしたりなくしたりまた作ったりするので、実際は何が起こるかはまったくわかりません。
だから、現在最有力といっても、SixTONESがSixTONESのままデビューできる可能性はそんなに高いわけではありません)
この人気ユニットSixTONESにいるのが京本大我くんとジェシーくん。
この二人が、まあ抜群に歌がうまいんですよ。
ルックスは美しいお父さんの血を引き継ぎ、さらに甘くしたような可愛らしい顔立ち。
その顔立ちによく似合う、少し女性シンガーっぽいぐらいの綺麗で透き通るようなハイトーンボイスが特徴的です。
声量もあるし、声の伸びがとてもよくて、大きな舞台でも美声が響き渡ります。
入所以来十年以上にも渡り、ジャニーズの人気舞台、「滝沢演舞城」「DREAM BOYS」「PLAY ZONE」「滝沢歌舞伎」などでミュージカルの経験を多数積み、その高い歌唱力と演技力が外部にも認められ、2年連続で東宝の超人気ミュージカル「エリザベート」にルドルフ役で出演。
「エリザベート」のルドルフ役って、新生ミュージカルスターの登竜門といわれているすごい役なんですよ。いくら京本政樹の二世だからって、実力がなければ声がかかる舞台ではないし、それも2年連続でキャスティングされたっていうのは、1年めの舞台で満足できる結果を残したということで。
現在23歳の京本くんの入所は2006年、今年でJr歴が12年にもなります。Jrとしてもかなり長いほうです。
芸能人の二世なら売りもあるし、こんなイケメンで歌も芝居もうまいなら、ジャニーズに入らないほうが、むしろ早くデビューして成功できたのでは・・・と思ったりもします。なんかもったいないような。
本人がどう思ってるのかはわかりませんが。
京本くんと同じSixTONESにいる、もう一人の歌うまがジェシーくん。
京本くんと比べると、より男性的でより骨太な歌声が特徴。ラップもうまいです。
歌声は、堂本剛くんに似ていると思います。剛くんより遥かにクセはないですけど。
実際、尊敬する先輩には堂本剛くんの名前を挙げていて、とにかく剛くんの大ファンとか。
また、実は丸ちゃんとも仲良いです。
一見ちょっと強面風で近寄りがたい感じのするジェシーくんですが、東京Jrを代表するギャガーという一面を持ち、そのギャグのクオリティがまた、低い。
どんな時でもどんな場でも求められれば何度でも前に出て、わけのわからないギャグをする。ほぼ滑りまくってるのに。
完全に丸ちゃんの系統です。丸ちゃんと違うところは、どんなに滑ってもまったくへこたれないところでしょうか。
歌の師匠は剛くんで、ギャグの師匠は丸ちゃんらしいです。
NHKEテレの「Rの法則」(MCの不祥事のせいで番組終了になってしまった、あの番組です)に関ジャニ∞が出演した時には、生徒役のジェシーくんと丸ちゃんの二人でギャグ合戦をやっていました。懐かしいです。
時々、少年倶楽部でこの二人のデュオを聞く機会があるのですが、これがもう、抜群にうまい。こんなうまい子たちをJrに置きっぱなしにするのはもったいない。
ジェシーくんも入所歴12年の21歳。キンプリの次はSixTONESだと思ってるんですけどねえ。どうなんでしょう。
実はあともう一人、増田良くんっていう超歌うまJrがいたのですが、デビューできないまま去年辞めて行ってしまいました。あー、もったいない。
キンプリが嵐っぽい王道グループ、王子様コンセプトで売り出しているのに対し、SixTONESは、かつてのKAT-TUNやかつてのKis-My-Ft2系列のちょっと不良っぽさを売りにした男っぽいユニットとなっています。
全然カラーが違って、Jrレーベル第二弾としてはピッタリなんじゃないですかね。ジャニーさん。
追記(20181128)
●大橋和也(関西ジャニーズJr.内ユニット なにわ男子)
大橋くんは最近関ジュにできたユニット「なにわ男子」のリーダーです。
といっても、関ジュの中でもそんなに目立つ存在というわけではなく、私の中では今までほとんど印象がなく、正直言うと、なにわ男子の披露があった時ですら、大橋くんと藤原丈一郎くんは顔と名前がうっすら一致する程度。
関ジュがテレビで歌を披露する時も、大橋くんのソロパートはほとんどなく、大橋くんの歌声も全然記憶にありませんでした。
そんなわけで、彼の歌声を知ったのはつい先日、関ジュライブダイジェストが会員サイトで配信されたのを見た時。
大橋くんのハイトーンボイスのフェイクがスゴいんです。
天高く突き抜ける美しく鋭い声。
BGMで流してても、このフェイクが聞こえた瞬間耳をそばだててしまうような。
それがあまりにいい声すぎて、逆になんでこの人歌でフィーチャーされてないんだろう? と疑問に思いました。
このブログで歌うまシンガーとしてリストアップした他の人たちは全員、グループやユニットでのメインボーカルだったり、歌うまとして重要なパートを任されたりしている人たちばかりなので。
で、早速動画サイト巡りをして、大橋くんの歌をあれこれ聞いてきました。
なるほど。
大橋くんは、超高音パートがものすごく得意なんだけど、ちょっと低くなるとごく普通のアイドル歌唱になってしまうんですね。
ちょっとハスキーな甘い声で、これはこれで悪くないんだけど、超高音パートを歌う時のような圧倒的な迫力がない。
いやー、実に惜しい。
大橋くんのポテンシャルなら、かつてのすばるくんみたいな、グループだけでなく関ジュ全体を引っ張れるような圧倒的な歌唱力を持てるはずです。
特訓してみてほしいなあ。頑張れ、大橋くん! 期待してるぞ。
以上、私の思うジャニーズ歌うまシンガーを15、6人ぐらい紹介してみました。
ほぼ定説化している5TOP以外は、完全に私個人の好みで選びましたので、人選の是非についてはご容赦ください。
ジャニーズっていうだけで「どうせ口パク」「どうせ歌下手」だと思っている方も多いでしょうが、実はこんなに人材がいるんですよ、っていう話を、ちょっとしてみたかっただけです。
気が向いたら、ぜひ、彼らの歌声を聞いてみてください。
ジャニーズも案外やるじゃん、って思ってもらえたら、そんなに嬉しいことはありません。
ジャニーズを代表する歌うまシンガーリスト2 彼らの歌声は外せない 井ノ原くん増田くん丸山くん安田くん桐山くん
前回のエントリーでは、現時点で、ジャニヲタの間でほぼ定説となっているジャニーズを代表する5TOPをご紹介してみました。
しかし、ジャニーズの歌うまといえば彼らだけではありません。
ジャニヲタ以外の皆さんにはほとんど知られていないかもしれませんが、実はジャニーズにはまだまだ実力派のシンガーがたくさんいます。
ただ、5TOP以外は人によってかなり評価が分かれるのも事実。
ここから先は、単純に私個人の好みで選んだということをご理解ください。
(対象は、テレビで生歌をよく歌っているグループのメンバーだけです。
私自身がジャニヲタといっても完全に関ジャニ∞ファンでしかなく、他のグループに関してはテレビで見たり、DVDで見たり聞いたりする程度のごくごくあさーい知識しかないからです。LIVEでは生歌の場合でも、LIVE DVDでは完璧に音程調整されているので判断材料がないのです。そのあたり、いろいろ大目に見ていただけると嬉しいです)
●井ノ原快彦(V6)
全世代から好感度の非常に高いイノッチこと井ノ原くん。
アイドルというより、どちらかといえばMC、キャスター、俳優、CMタレントとしての印象が強いと思われますが、実は、イノッチはとても味のあるいい声を持っていて、歌がうまいんです。
派手で華やかで迫力のある坂本くんと比べ、弱冠地味だけど温かみがあって深みのある声で、あまり癖のない素直な歌い方で耳に心地良い。
V6では坂本くんに次ぐ歌うまシンガーとして、V6の歌唱面を二人で引っ張っていて、たいてい重要なソロパートは坂本くんか井ノ原くんが担当しています。
生歌を評価されるグループに不可欠なのは、歌うまシンガーが最低でも二人以上いること。坂本くん一人でなく、井ノ原くんがいることで、いつでも安定した極上のハーモニーを生み出せる。
6人中2人がこのハイレベルな歌唱力を持つのはグループとしての非常に大きな魅力です。
●増田貴久(NEWS)
実は私、ジャニーズ全体の中で一番好きな歌声がヤス、次が丸ちゃんなんですが、3番めは増田くんなんです。
8人時代のNEWSで歌ってるのを見た時から、いい声した人がいるなあとは思っていたのですが、テゴマスの「ミソスープ」を初めて聞いた時には驚きました。
なんて美しく、柔らかく、暖かくて気持ちのいい声なんだ! と。
増田くんの声に一目惚れ、というか、一耳惚れ。
美声という一言で終わらせるのは申し訳ないほど、いい声なんです。音程もしっかりしてるし、ハモもめちゃめちゃうまいし。
どちらかといえば鋭い、スター性、カリスマ性のある手越くんの迫力のある歌声と、この暖かく柔らかくすべてを包み込むような増田くんの天使のような歌声、この二つが重なり合うと得も言われぬ心地よいハーモニーを生み出して。
二人を一緒に歌わせてくれてジャニーさんありがとう! と言いたくなるほどテゴマスは素晴らしいボーカルユニットでした。
NEWSが4人で復活したあと、テゴマスのユニット活動がぱったり途絶えてしまったのが残念でなりません。
いろいろ事情はあるのでしょうが、いつかまたぜひ、テゴマスとしての活動も復活してくれたらなあと、まっすーの美声ファンとしては願っています。
今までさんざん言ってきましたが、改めて。
マジでこの二人の歌声、めちゃくちゃいいですから!
メインボーカルのすばるくんと錦戸くんが二人とも超クセが強いので、彼ら以外の声はあまり印象に残らないかと思いますが、関ジャニ∞の楽曲を実際に、内から下から脇から目立たないところで支えているのはこの二人の歌声です。
関ジャニ∞の曲は、男性が歌うにしてはかなりキーの高い曲が多いです。
それは高音域が一番得意なメインボーカルのすばるくんが一番気持ちよく歌える音域で作られているため。
どんなにすばるくん一人がうまくても、この上を歌える人がいなければ、ハーモニーは成り立ちません。
それを、すばるくんよりもさらにキーの高いヤスがいることで、どんな歌でも綺麗な上ハモが作られているのです。
丸ちゃんも、ヤスほどではないですけど、すばるくんの上ハモもできるし、当然下ハモもできます。とにかく音域が広いです。
でも、音域の広さやテクニックなんてどうでもいいと思えるほど、彼らはいい声をしてます。
丸ちゃんのちょっと鼻にかかったふんわり甘いお菓子のようなスイートボイスは、マジで全女子が「好きなヤツ」です。
ヤスの声には中毒性があり、変幻自在。鋭く尖った攻撃力の高いハイトーンボイスから、儚く淡く暖かい胸に染み入るバラードまで、あまりにも声の色や温度が違いすぎて別人かと思うほど。
二人ともソロでもいいしグループでもいいし、この二人のデュオがまた格別。テゴマスみたいにユニットデビューしてくれたらいいのに・・・と私は密かに願っています。
4年前、関西Jrの7人で結成されたジャニーズWEST。つい先日King&Princeがデビューするまではジャニーズ最若手グループでした。
関ジャニ∞の直の後輩グループとして実に達者にお喋りやお笑いをこなします。
昔関ジャニ∞がよく歌っていたようなコミックソング風のシングル曲が多いせいで、おもしろグループ扱いされがちですが、実はこのグループ、歌うまの宝庫。
その中でも圧倒的にうまいのが桐山照史くん。
朝ドラ「あさが来た」ではヒロインの弟、白岡榮三郎役を好演したので、名前はわからなくても顔を見たらわかる人も多いはず。
演技力と歌唱力の高さを認められて、昨年は松本幸四郎さんの主演舞台「アマデウス」でモーツァルト役をこなし、今年は「音楽劇 マリウス」の主演を務めるという快進撃。(今井翼さん主演予定でしたが、病気で降板され、代役として桐山くんに白羽の矢が立ちました)
ミュージカルの主役に抜擢されるほどですから、声量が豊富で音程が安定しているのは言うまでもありません。
シンガーとしてはかなりクセの強い歌い方で、ちょっと演歌調に聞こえるぐらい。
歌声の存在感としては、V6の坂本くんに似た圧倒的な迫力があります。
私としては、すばるくんが去った後のジャニーズ新5TOPは桐山照史くんじゃないかと思ってます。
ジャニーズWESTのすごいところは、この抜群の歌唱力をもつ桐山照史を擁しながら、彼を独走させないぐらい、他のメンバーの歌がうまいこと。
特に濱田崇裕くん、神山智洋くんは素晴らしい。グループの中では地味ポジの二人ですが、歌い始めると俄然輝き出す。まるで関ジャニ∞の丸ちゃんとヤスのよう。
しかし、これだけで終わらないのがジャニーズWESTで、マジで他のメンバーもうまいんですよ。
歌唱力的にいうと、少し劣るのがリーダーの中間淳太くんぐらいで、他は甲乙つけがたいぐらい、みんなそれぞれうまくて味がある。
ジャニーズ的にも珍しいぐらい歌唱力の平均値の高いグループだと思います。
ただ、なかなか歌唱力を活かせる楽曲をシングルに持ってこれないのが辛いところで。
他グループとの差別化のため、わかりやすいアイコンを見せるために、おもしろ楽曲をあてがわれがち。
いっそ、歌のうまさを売りにしてアカペラで売り出すとか、それぐらい思い切ったことをやったほうがいいかも。
イメージと違って、超がつくほど実力派のグループがジャニーズWESTなのです。
ジャニーズを代表する歌うまシンガーリスト1 現在の5TOP 坂本くん剛くん大野くんすばるくん手越くん
ジャニーズは口パク、ジャニーズは歌下手というのが定説っぽくなっている昨今。
私自身もジャニオタになる前はそう思っていたというのは前に書いた通りです。
ジャニーズには確かに生歌をほとんど聞けないグループがあるけど、そこにも歌のうまいシンガーはいるのです。
じゃあ、ジャニーズの中で歌がうまいのは実際誰なんだ? という話は、ジャニオタ界隈ではよく議論になるところです。
主にジャニオタ以外の皆さんに、今まで言われてきたジャニトップの歌うまシンガーたちと、新しくやってきた歌うまシンガーを、ざっとご紹介したいと思います。
Aくんを入れてBくんを入れないとはどういうこと!?
とムカつく方もいらっしゃるでしょうが、単なるヲタクの戯言として、それも音楽の素養のないジャニオタ歴3年にも満たないド新規のたわごとと、流していただければ幸いです。
●なんとなく定説化している現トップシンガー5人(入所順)
坂本昌行くん(V6)
堂本剛くん(KinKi Kids)
大野智くん(嵐)
手越祐也くん(NEWS)
ジャニーズの歌うまで議論になると、必ず名前の上がるのがこの5人です。
上からざざっと解説してみます。
●坂本昌行くん(V6)
坂本くんはジャニーズ一のミュージカルスターです。
ジャニーズ舞台だけでなく、数多くの外部舞台でミュージカル専門のスターたちと共演し、高い評価を受けてきました。
動いても踊ってもブレない音程、豊富な声量、よく響くいい声で独特で個性的な魅力を持ちながら、その一方で誰と歌ってもバランスが取れるスタンダードで骨太な安定した歌唱力。
グループ全体の歌唱をリードし、時には下から支え、縦横無尽の活躍を見せます。
いつまでたっても衰えないどころか進化し続けるV6の音楽性の高さは、この人がいるから成り立っていると言えます。
●堂本剛くん(KinKi Kids)
「今のジャニーズにもこんなに歌のうまい子がいるんだ!」と当時世間を驚かせたのが剛くんではないかと思います。
郷ひろみさんがいなくなった後のジャニーズは、歌がうまいとは言えなかったたのきんトリオ、歌よりもローラースケートだった光GENJI、歌唱面を引っ張っていた森くんが抜けた後のSMAPと、なぜか人気のあるグループほど歌がイマイチという謎現象が起きていました。
(少年隊は売れたし、普通に歌もうまかったですけど、上に挙げた他グループに比べれば地味だったような)。
やっぱり、アイドルが売れるか(ウケるか)どうかって、ビジュアルとキャラクターなんだと思うんです。
ビジュアルといっても美形かどうかってだけでなく、小動物みたいな可愛らしさ、カッコつけた時と可愛らしい時とのギャップとか、いろいろあると思います。
それを全部含めた上での多種多様なビジュアルの良さと、キャラクター。
KinKi Kidsのお二人にはその2つともがどちらもメーターが振り切れるぐらい備わっていました。
39歳の今でも十分素敵なお二人ですが、デビュー前後のキラキラぶりは空前絶後。
こんな綺麗な顔で、こんな愉快でおしゃべりが上手で面白くてチャーミングで、おまけに芝居もうまくて、もうそれだけで言うことないぐらいなのに、歌もうまい。
特に剛くんの圧倒的な歌唱力といったら。
切ないメロディ、物悲しいバラードを歌わせたら、右に出る者なし。
誰もが認めるジャニーズのキングオブアイドルであり、最高のシンガー。
これに異を唱える人はいないと思います。
●大野智くん(嵐)
今や、押しも押されぬトップアイドルグループ嵐の歌唱面を一手に担っているのが大野くん。
癖がなく伸びのあるまっすぐな歌い方で、静謐で崇高な美しい歌声。かと思えば、ファンキーな曲ハードな曲でも難なく歌いこなす。
大野くんの歌の特徴は、他の歌うまシンガーと違って、とにかくなじむこと。
ここに挙げた他の人たちが良くも悪くも超個性的な歌い方で、グループの中でも明らかに際立っていて、別の言い方をすれば浮いてて、すぐに○○くんの声だとわかるのに対し、大野くんの歌は非常に調和性が高く、他のメンバーの声によくなじむ。
グループでのメインボーカル、リードボーカルとしてのお手本のような人。
嵐がダンスグループゆえに、この大野くんの生歌を聞けないのが、生歌好きとしては非常に残念です。
大野くんはシンガーとしてだけではなくダンサーとしても、また振付師としても高く評価されていて、嵐の綺麗なダンスを引っ張っているのも大野くんです。まさに、リーダー。
テレビでは大野くんの生歌を聞く機会が基本的にないので、ジャニーズアンチの人たちからは頭ごなしに否定されがちですが、実際生歌をすぐそばで聞いているジャニーズ事務所の先輩たちがこぞって、大野くんの歌を絶賛しているという事実を知っておいていただきたい。
そもそも、デビュー前からKYO TO KYOというミュージカルの主役を2年に渡って務めていたのですから、うまいのも当然です。
もう、このブログでは何ページにも渡って山程書き尽くしてきた渋谷すばる論を、ここでまたしつこく書くのもどうかと思うので、ちょっとだけ。
すばるくんは、大野くんとは真逆の、まったくグループになじまないシンガーです。
大野くんがアイドルグループのメインボーカルとしてのお手本、王道だとしたら、すばるくんは邪道中の邪道。邪道の王様です。
圧倒的な声量、広い音域、特に高音の伸びや輝き、特徴的な声質とビブラートなどはジャニーズ一だと思う一方で、音程を安定させるのは苦手で、感情が入り込めば入り込むほどゆらぎも大きくなる。
特にダンス曲、まあダンス曲とはいっても関ジャニ∞のシングルでそんなガシガシ踊る曲は存在しないのだけど、一応ダンスの振りのある曲だと、メインボーカルが率先して外していることも。
こんな超バランス悪いけど途方もなく魅力的なシンガーが渋谷すばるなのです。
●手越祐也くん(NEWS)
手越くんの歌のうまさは改めて語らなくてもご存知の通り。
すばるくんや坂本くんに引けを取らない豊富な声量と魅力的な高音、綺麗なビブラートを持ち、ロックでもポップスでもファンクでもなんでも歌いこなす器用さもあり。
その一方で、増田貴久くんとのユニットテゴマスでは、なんだか懐かしい香りのする古き良き時代のフォークソング系の曲や心温まるバラードを、生演奏やアカペラでただひたすら歌って聞かせて、彼らの歌唱力を堪能させました。
私はジャニヲタになる前からテゴマスの「ミソスープ」という曲が大好きで、この歌だけは何度も繰り返し聞いて覚えて、カラオケで歌ってた思い出があります。
手越くんを語る上では増田くんの存在は切り離せないので、手越くんの話は増田くんを書く時にまた改めて書きたいと思います。
以上が現在のジャニーズのTOPといわれている五人です。
ジャニヲタになってからいろんな小ネタを聞きました。
そのうちの一つがこれ。
店内のBGMなどでかかっている曲が、明らかにジャニーズっぽいんだけど、どのグループの曲かがわからない。っていう時に。
よーく耳を澄ませて、
坂本くんの声が聞こえたらV6
大野くんの声が聞こえたら嵐
すばるくんの声が聞こえたら関ジャニ∞
手越くんの声が聞こえたらNEWS
なんだよって。
CDでどんなにミキシングされていても、調整されていても、それを超える圧倒的な個性を持つのがメインボーカルの能力なんだと。
(KinKi Kidsは二人しかいないですし、TOKIOはほとんど長瀬くん一人の声がずっと聞こえてるので間違いようがないですしね。)
ジャニヲタの世界は楽しいです。
今までまったく知らなかった分すべてが新鮮で。
次は、この5人以外の歌うまシンガーたちと、次世代歌うまシンガーたちを何人か紹介したいと思っています。
過去映像ですばるくんの姿は見られなくなるの? 諦めるしかないの?モーニング娘。みたいにはできないの?
さっき、ミュージックフェアを見てたんですけど。
2006年当時のモーニング娘。が映って、それはまだ私がファンだった頃のモーニング娘。で「LOVEマシーン」を歌ってて、
「おお、この頃のこの歌ってよっしーからスタートするんだ、おおミキティがいた頃か、さすが天才的にさゆ可愛い、まこっちゃんもこんこんもいる、おおお、亀井ちゃんじゃんこの子ほんと可愛かったなあ、最後の締めセリフは久住小春ちゃんか」
などと盛り上がっていたのだけど、そこで思った。
「ハロプロは過去のメンバー全員そのまんま映ってるじゃないか!」
と。
そりゃハロプロとジャニーズの経営方針が違うのは分かってます。
卒業加入を繰り返し、どんどんメンバーを入れ替えていくことで、名前こそ同じだけど常に新しいグループであり続けるモーニング娘。と、いったんグループとしてデビューしたら脱退はあっても新メンバーの加入はなく、同じメンバーで最後までやっていくジャニーズ。
旬が短い女性アイドルと旬の長い男性アイドルとの違いっていうだけでなく、それがジャニーさんのポリシーなんだと思います。
それはいいんです、そもそも、ジャニヲタのほとんどは、新加入なんて望まない。
デビュー以降彼ら自身で紡いできたその歴史そのものが、ヲタクにとってはそのグループの大きな魅力であり、新たなメンバー加入はそれを壊すもので。
新しいJrは新しいメンバーと新しいグループでデビューさせていく、それがジャニーズ事務所のやり方で。
ジャニヲタはそういうジャニーズが好きなんです。
それはもう全然いい。
ただ、過去映像になると、脱退したメンバーが黒歴史扱いされるのが、ほんっと辛い。
関ジャニ∞もデビュー後一年も立たないうちに、内博貴くんがいなくなりました。
ド新規の私にとっては、過去DVDや過去動画で見るだけの人なので、ぶっちゃけそこに喪失感とかは一切ないです。
でも、メモリアルイヤーなどで過去映像や過去画像で歴史を振り返るたびに、不自然なカット、不自然にあいた空白が目に付き。
メンバーからも、内くんに関するエピソードはまったく聞けなくなったままで。
内くんが脱退したのは不祥事が原因で、だから、こんな扱いにするしかないのかなあとも思っていました。
でも、内くんは事務所を辞めたわけではなく、ずっとジャニーズにいて、主演舞台やソロコンサートなどを何度も成功させている。
ジャニーズJrのためのジャニーズJrによるジャニーズだらけの番組、NHKBSの「少年倶楽部」にもたびたび出演しています。
ジャニーズ所属のソロの中堅タレントとしてずっと活躍しているのに、なんでそこまで黒歴史扱いなの?
一方で、NEWSについても思っていました。
NEWSは2003年に9人でスタートしましたが、メジャーデビュー前に森内くんが辞め、デビュー後1年3ヶ月で内くんが事件を起こして謹慎、その半年後には草野くんが同じく謹慎。
半年間のグループ活動休止を経て、2007年に6人で再始動。
2011年10月、山Pと錦戸くんが脱退し、その後4人での活動となっています。
今、NEWSの過去映像として出てくる映像は、現在のメンバーの映っている部分以外は大幅に切り取られています。
森内くん、内くん、草野くんについては、しょうがないかなとも思うんですよ。
森内くんと草野くんはとっくに事務所を辞めてるし。
内くんは上にも書いたとおり、映ったっていいじゃんと思うけど、まあ不祥事きっかけの脱退を事務所的には絶対に許さないんだとしたら、のむしかなく。
でもね、山Pと亮ちゃんは、脱退理由に不穏な話などなく、それからずっと事務所にもいて、単にジャニーズでソロ歌手になった山Pと、関ジャニ∞に専念した亮ちゃんってだけで。
そこまで必死に編集しなきゃならないそこまでの理由ある? って。思ってました。
でもこれも、自分がNEWSファンではないからそう思うのかなあとか。
NEWSのファンの人たちの中にも両論あると思うんですよ、たぶん。
メンバー本人たちがどう思っていたかどんな切実な事情があったかは別にして、ファンにとってはNEWSを「捨てて」出ていった二人なわけで。
今じゃもうそんなふうに思ってる人たちは少ないでしょうし、ほとんどのファンにとっては、単なる懐かしいNEWSヒストリーの一部なんだろうと思うけど。
そう思ってる人がゼロではない以上は、過去映像に二人の映っているところは出せない、っていう、事務所側からのファンの人への思いやりなのかなあと思ったり。
でも、どっちにしろ、事務所にいて普通に活躍してる二人の映像すら、ここまで黒歴史化してるってことは、すばるくんの過去映像も事務所を退所する来年以降、いやもしかしたらエイトを脱退する7月15日以降は見られなくなるってことなんでしょうか?
こんなこと言うとアレだけど、デビュー後数ヶ月でいなくなった内くんの映像をカットするのと、14年間ずっとエイトの中心にい続けたすばるくんの映像をカットするのとでは、わけが違う。
6人時代のNEWSの映像からメインの山Pと亮ちゃんをカットしてるんだからと言われれば同じ話になっちゃうのかもしれませんが、マジで6人中の2人をカットしたその不自然すぎる過去映像を見るたびに
「みんな知ってるんだし別に悪いことでもないんだし、そこまで隠すほうが変じゃん」と思っていました。
グループショットなしのソロカットを4人分つないでるだけなんですもん。
それをエイトでもやるの?
これから過去映像は基本ソロカット6人分だけになるの???
あと、たまたますばるくんが映ってない場面をピックアップしてそれつなげるの?
いつもセンターにいたすばるくんだけ外すの?
今まで考えないようにしてたけど、モーニング娘。の過去映像を見て、それがあんまり懐かしくて楽しくて、
「ハロプロでできることを、なぜジャニーズではできないんだ?」
という憤りというか悔しさが溢れてきてしまったのです。
もうとっくにハロプロの事務所を辞めた人たちも普通に映ってて、不祥事で辞めて行った人たちも普通に映ってて、今は他の事務所でタレントやってる人も、もう芸能界を引退している人も、みんな、過去映像ではそのまんまで、キレイで可愛くて楽しそうで。
もちろん、本人が拒否している場合は、しょうがないと思います。
でも、本人が許諾している場合は、過去映像をそのまま使ってくれるわけにはいかないのでしょうか?
私は、すばるくんのいない関ジャニ∞もファンだし応援するけれど、私がファンになった関ジャニ∞はすばるくんのいる関ジャニ∞でした。
すばるくんがいなくなることを、すばるくんの決めたことだから、メンバーも許したことだから、それがすばるくんのためだから、それがすばるくんの夢だからってやっと自分を納得させたのに。
ジャニーさん、お願いだから、すばるくんをいなかったみたいにしないで。
来年は15週年、過去を振り返る過去映像が山程流れるはずで、そこにすばるくんがいないなんて、不自然な空白や不自然なクローズアップや焦点の合わない会話や、そんなのばかりの過去映像を見せられるなんて辛すぎる。
ジャニーズ史上始まって以来の、メンバーの揃った温かい脱退会見を見て、ジャニーさんがすばるくんのために、エイトのために、特別待遇をしてくれたんだなあと思いました。感謝してます。
だから、もうひとつだけ我儘聞いて。
過去映像からすばるくんを消さないで。