ジャニーズを代表する歌うまシンガーリスト2 彼らの歌声は外せない 井ノ原くん増田くん丸山くん安田くん桐山くん
前回のエントリーでは、現時点で、ジャニヲタの間でほぼ定説となっているジャニーズを代表する5TOPをご紹介してみました。
しかし、ジャニーズの歌うまといえば彼らだけではありません。
ジャニヲタ以外の皆さんにはほとんど知られていないかもしれませんが、実はジャニーズにはまだまだ実力派のシンガーがたくさんいます。
ただ、5TOP以外は人によってかなり評価が分かれるのも事実。
ここから先は、単純に私個人の好みで選んだということをご理解ください。
(対象は、テレビで生歌をよく歌っているグループのメンバーだけです。
私自身がジャニヲタといっても完全に関ジャニ∞ファンでしかなく、他のグループに関してはテレビで見たり、DVDで見たり聞いたりする程度のごくごくあさーい知識しかないからです。LIVEでは生歌の場合でも、LIVE DVDでは完璧に音程調整されているので判断材料がないのです。そのあたり、いろいろ大目に見ていただけると嬉しいです)
●井ノ原快彦(V6)
全世代から好感度の非常に高いイノッチこと井ノ原くん。
アイドルというより、どちらかといえばMC、キャスター、俳優、CMタレントとしての印象が強いと思われますが、実は、イノッチはとても味のあるいい声を持っていて、歌がうまいんです。
派手で華やかで迫力のある坂本くんと比べ、弱冠地味だけど温かみがあって深みのある声で、あまり癖のない素直な歌い方で耳に心地良い。
V6では坂本くんに次ぐ歌うまシンガーとして、V6の歌唱面を二人で引っ張っていて、たいてい重要なソロパートは坂本くんか井ノ原くんが担当しています。
生歌を評価されるグループに不可欠なのは、歌うまシンガーが最低でも二人以上いること。坂本くん一人でなく、井ノ原くんがいることで、いつでも安定した極上のハーモニーを生み出せる。
6人中2人がこのハイレベルな歌唱力を持つのはグループとしての非常に大きな魅力です。
●増田貴久(NEWS)
実は私、ジャニーズ全体の中で一番好きな歌声がヤス、次が丸ちゃんなんですが、3番めは増田くんなんです。
8人時代のNEWSで歌ってるのを見た時から、いい声した人がいるなあとは思っていたのですが、テゴマスの「ミソスープ」を初めて聞いた時には驚きました。
なんて美しく、柔らかく、暖かくて気持ちのいい声なんだ! と。
増田くんの声に一目惚れ、というか、一耳惚れ。
美声という一言で終わらせるのは申し訳ないほど、いい声なんです。音程もしっかりしてるし、ハモもめちゃめちゃうまいし。
どちらかといえば鋭い、スター性、カリスマ性のある手越くんの迫力のある歌声と、この暖かく柔らかくすべてを包み込むような増田くんの天使のような歌声、この二つが重なり合うと得も言われぬ心地よいハーモニーを生み出して。
二人を一緒に歌わせてくれてジャニーさんありがとう! と言いたくなるほどテゴマスは素晴らしいボーカルユニットでした。
NEWSが4人で復活したあと、テゴマスのユニット活動がぱったり途絶えてしまったのが残念でなりません。
いろいろ事情はあるのでしょうが、いつかまたぜひ、テゴマスとしての活動も復活してくれたらなあと、まっすーの美声ファンとしては願っています。
今までさんざん言ってきましたが、改めて。
マジでこの二人の歌声、めちゃくちゃいいですから!
メインボーカルのすばるくんと錦戸くんが二人とも超クセが強いので、彼ら以外の声はあまり印象に残らないかと思いますが、関ジャニ∞の楽曲を実際に、内から下から脇から目立たないところで支えているのはこの二人の歌声です。
関ジャニ∞の曲は、男性が歌うにしてはかなりキーの高い曲が多いです。
それは高音域が一番得意なメインボーカルのすばるくんが一番気持ちよく歌える音域で作られているため。
どんなにすばるくん一人がうまくても、この上を歌える人がいなければ、ハーモニーは成り立ちません。
それを、すばるくんよりもさらにキーの高いヤスがいることで、どんな歌でも綺麗な上ハモが作られているのです。
丸ちゃんも、ヤスほどではないですけど、すばるくんの上ハモもできるし、当然下ハモもできます。とにかく音域が広いです。
でも、音域の広さやテクニックなんてどうでもいいと思えるほど、彼らはいい声をしてます。
丸ちゃんのちょっと鼻にかかったふんわり甘いお菓子のようなスイートボイスは、マジで全女子が「好きなヤツ」です。
ヤスの声には中毒性があり、変幻自在。鋭く尖った攻撃力の高いハイトーンボイスから、儚く淡く暖かい胸に染み入るバラードまで、あまりにも声の色や温度が違いすぎて別人かと思うほど。
二人ともソロでもいいしグループでもいいし、この二人のデュオがまた格別。テゴマスみたいにユニットデビューしてくれたらいいのに・・・と私は密かに願っています。
4年前、関西Jrの7人で結成されたジャニーズWEST。つい先日King&Princeがデビューするまではジャニーズ最若手グループでした。
関ジャニ∞の直の後輩グループとして実に達者にお喋りやお笑いをこなします。
昔関ジャニ∞がよく歌っていたようなコミックソング風のシングル曲が多いせいで、おもしろグループ扱いされがちですが、実はこのグループ、歌うまの宝庫。
その中でも圧倒的にうまいのが桐山照史くん。
朝ドラ「あさが来た」ではヒロインの弟、白岡榮三郎役を好演したので、名前はわからなくても顔を見たらわかる人も多いはず。
演技力と歌唱力の高さを認められて、昨年は松本幸四郎さんの主演舞台「アマデウス」でモーツァルト役をこなし、今年は「音楽劇 マリウス」の主演を務めるという快進撃。(今井翼さん主演予定でしたが、病気で降板され、代役として桐山くんに白羽の矢が立ちました)
ミュージカルの主役に抜擢されるほどですから、声量が豊富で音程が安定しているのは言うまでもありません。
シンガーとしてはかなりクセの強い歌い方で、ちょっと演歌調に聞こえるぐらい。
歌声の存在感としては、V6の坂本くんに似た圧倒的な迫力があります。
私としては、すばるくんが去った後のジャニーズ新5TOPは桐山照史くんじゃないかと思ってます。
ジャニーズWESTのすごいところは、この抜群の歌唱力をもつ桐山照史を擁しながら、彼を独走させないぐらい、他のメンバーの歌がうまいこと。
特に濱田崇裕くん、神山智洋くんは素晴らしい。グループの中では地味ポジの二人ですが、歌い始めると俄然輝き出す。まるで関ジャニ∞の丸ちゃんとヤスのよう。
しかし、これだけで終わらないのがジャニーズWESTで、マジで他のメンバーもうまいんですよ。
歌唱力的にいうと、少し劣るのがリーダーの中間淳太くんぐらいで、他は甲乙つけがたいぐらい、みんなそれぞれうまくて味がある。
ジャニーズ的にも珍しいぐらい歌唱力の平均値の高いグループだと思います。
ただ、なかなか歌唱力を活かせる楽曲をシングルに持ってこれないのが辛いところで。
他グループとの差別化のため、わかりやすいアイコンを見せるために、おもしろ楽曲をあてがわれがち。
いっそ、歌のうまさを売りにしてアカペラで売り出すとか、それぐらい思い切ったことをやったほうがいいかも。
イメージと違って、超がつくほど実力派のグループがジャニーズWESTなのです。