僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

エイターでよかった~すばるくん最後の関ジャム、すばるくん最後の関ジャニ∞

すばるくんの最終回、「ジャニ勉」も「クロニクル」もすばるくんへの愛に溢れていました。

最後に出た音楽番組の数々も、それぞれ、関ジャニ∞とすばるくんへの思いやりと最大限の配慮を感じました。

そして、とうとう、本当の、すばるくんの関ジャニ∞としての最後の活動が、番組初の生放送の「関ジャム」で放送されました。

 

冒頭はテレ朝の屋上から。

会見以降、たとえ一言でも脱退にまつわることをすばるが話す時にはいつでもヒナがぴったりと寄り添ってたけど、今回もそうでした。

「おまえだけにはしっかりしていてほしい、おまえまでボケてたら俺ら全員アホばっかりやん」

ってすばるがヒナに長年言い続けた結果、ヒナはすばるの最後の日まで、こうやってしっかり隣に立って、番組を回してます。

すぐ泣くから泣き虫ヒナちゃんって呼ばれてたあの村上信五がこんなにしっかりして。

 

番組の前半は、7人が選んだ忘れられないあのセッションをピックアップするコーナーでした。

Darling 西野カナ(渋谷)

古い日記 和田アキ子(渋谷 丸山)

にじいろ 絢香(渋谷 安田)

Forever Love YOSHIKI(大倉)

Unlock 三浦大知 菅原小春(村上)

ビートルズ・メドレー(錦戸 大倉)

ええねん ウルフルズ(渋谷 錦戸)

ワンルーム・ディスコ Perfume(村上 渋谷)

愛を伝えたいだとか あいみょん(安田)

エーデルワイス 彌勒忠史(横山)

Bing me up! 久保田利伸(渋谷)

ヒロイン back number(大倉)

秋桜 さだまさし(古田支配人)

 

メンバー全員が選んだのがすばるのいたセッションで。

「関ジャムの中の忘れられないセッション」っていうお題なのに、150回以上のセッションの内、すばるがいたのはせいぜい半数ぐらいなのに、全員すばるのいたセッションを選んで、全員その時のすばるについてコメントしてて。

おまえらどんだけすばるが好きやねん、と

おまえら単なるすばるのファンやないか、と。

もう何十回何百回思ったかわからない感想を持って。

みんなのコメント、それぞれにぐっと来たけど、一番泣けたのは、亮ちゃんと大倉くんので。

 

ビートルズ・メドレーの亮ちゃんのコメント。

すばるくんとは関ジャニ∞でもずっと二人で歌ってきたので、ジョンとポールまではいかないけど感慨深かった。

ずっと二人で関ジャニ∞のフロントを背負ってきたんだもんね。

亮ちゃんの右隣にはいつもすばるがいて、それが当たり前の風景で。

自分らをレジェンドのジョンとポールに例えるなんて、亮ちゃんバカでガキで可愛すぎるだろ。そんなこと言われるとまた泣けるだろうがバカバカ。

 

「ええねん」の亮ちゃんのコメント

大阪出身の人たちが関西弁の歌を東京の六本木で歌えたことが気持ちよかった。

人数が変わってもウルフルズウルフルズやし、関ジャニ∞もそうでありたい。

グループ初期に一番可愛がっていた内くんを失い、NEWSを脱退して自分が去る側となり関ジャニ∞を選び、そこでもまたすばるくんを失う亮ちゃんが、自分に言い聞かせるように語ったコメントです。これが錦戸亮の男気です。

 

「ヒロイン」の大倉くんのコメント

すばるくんと二人で横に並んで歌うのは2006年のライブ以来。その時ぶりに一緒に歌ったので忘れられない。

これについては、少し長くなりますが。

すばるくんの脱退発表の後、大倉ファンの人が、ずっと言ってました。

一番の後悔は、すばるくんと大倉くんのユニットを見られなかったことだと。

結果的に、すばるくん最後のツアーとなった去年のJAMのメイキングで、ユニット組み合わせを決めている時、ホワイトボードにちゃんと書いてありましたもんね、すばると大倉のユニットが。

まだやってない組み合わせはどんどん少なくなっていたから、近い内に、すばる×大倉ユニットは決行されるはずでした。

 

JAMでやってもよかったのに、当の大倉くんが、「年上3人でのユニットは?」って言って、それで結局関ジャニ∞ツアー史上最高にエモい「三馬鹿ユニット」と「年下組ユニット」が出来上がったわけで。

最高にエモい二つのユニットと引き換えに、すばる×大倉ユニットは、もう二度と見られなくなってしまった。

 

それを言い出したのが大倉くん本人であるっていうのがもう。

そして、その伏線を回収するがごとく、関ジャムのセッションで選んだのが、唯一二人で並んで一緒に歌ったセッションだっていうのがもう。

大倉くん、毒舌で生意気でメンバーにはなんでもズケズケ言うくせに、自分のちっちゃな願望はさっぱり言わないんだね。

 

エイターテインメントのビジュアルコメンタリーでも、「キングオブ男!」のすばるくんパート

「愛する野郎どもの夢 

並ならぬ涙のたまもの」

ですばるくんと亮ちゃんがお互いの手をとりあって握りしめる振り付けのところで、

「お! むっちゃいいカット!」

「一度でええからやってみたいやつやなアレ」

って大倉くんがつぶやいて、みんな笑って、横山くんが

「そうなん? お願いしろや。やらしてくれるやろ。すぐやらしてくれるやろ」

って言ってたけど、ホント、それぐらい言えばいいのにと思ってたけど。

すばくらユニットも、結局言わないまま叶わないまま終わってしまった。

そういうところが大倉くんの可愛らしいいじらしいところなんです。

 

で、番組の後半は、生演奏3曲。

最初の曲は東京スカパラダイスオーケストラとのセッションで「無責任ヒーロー」でした。

 

生放送内で生演奏するのはいつもの録画放送よりも遥かに大変な作業が必要だろうに。

それもエイトだけでも7人、スカパラさん9人の計16人の大所帯でそれぞれの音を調整して流すなんて、途方もない綿密で難解な作業だろうに。

さすが、関ジャム。

MUSIC STATIONと同じスタッフが作ってらっしゃるとのこと、いつもどおり何の問題もなく、完璧でした。

スカパラさんもエイトもみんな超超かっこよかったです。

本音を言うならスカパラさんには、こんな悲しい夜ではなく、いつものエイトの底抜けに明るい通常回にトーク込みのゲストで来てほしかったなあ。

ぜひいつか、またスカパラさんと6人のエイトがセッションしているところを見られますように。

 

で、エイトが選んだ最後の2曲。

1曲めは「大阪ロマネスク」でした。

新録の大阪ロマネスクは、CD収録しただけで、どこでも歌ってないんですもんね。

最初で最後の、オリジナルの新録大阪ロマネスク。

全員涙いっぱいためながら歌う大阪ロマネスクは、今まで何百回も聞いてきた大阪ロマネスクと、少し変わってるけど、何も変わらないようで。

ここからすばるくんの声が消えるなんて、本当に想像もつかなくて。

ただ、ソロパートで一人スポットを浴びて歌う亮ちゃんは、すばるくんからメインボーカルのバトンをしっかり受け取ったように見えました。

 

そして、二曲め・・・7人の関ジャニ∞最後の曲であり、渋谷すばる関ジャニ∞として歌う最後の曲は、「LIFE」でした。

常々、バンドの関ジャニ∞のスタートは「LIFE」だと言っていたので、やっぱりそうかと思う半面。そうか、こんなメジャーな曲にしたのか、特にエイター向けの曲じゃなかったんだねっていうのは少し残念でもありました。

でも、テレビで活躍してきたエンターテイナーとしての関ジャニ∞には、ふさわしいラスト曲なんだと思う、たぶん。

 

すばるくん最後の「LIFE」はいつも通り始まったけど。

会見の時も、その後も、一番強気な発言をずっと通してきていた亮ちゃんが泣いちゃって歌えなくなって、それに気づいた他のメンバーが、亮ちゃんをカバーするように笑顔を作って亮ちゃんの分までしっかり歌ってた。

おまえら、本当にかっこいいよ。

まさしく、最高で最強の関ジャニ∞だよ。

そして、最後。

すばるくんが「エイター!!!」って叫んでくれて。

 

脱退会見以降ずっと、ファン歴わずか2年半のド新規の私は、こんなに泣くならこんなに辛いなら、いっそ、すばるくんがいなくなってから関ジャニ∞ファンになればよかったよって思ってました。

ファン歴十数年の古参の方ならどうあがいてもそんな考えにはならないだろうけど、私なんて、もともとジャニーズなんてまったく興味なかったんだから、もうちょっと後で知ればよかっただけじゃん、って思って。

そしたらこんなにアホみたいに泣かないですんだのにって。

 

でも、最後の「エイター」を聞いて、そんな思いは浄化した。

だって、すばるくんの「エイター」で泣けるのは、エイターだからなわけで。

エイターじゃない人でも、きっと今日のこの番組は感動したと思う。

思うけど、すばるくんが最後にあてたのは、エイターに向けての言葉で。

それは、エイターじゃなきゃ聞いてもなんとも思わなかったはずの言葉で。

でも、エイターにとっては、これ以上ない、すばるから私たちに向けた愛の言葉で。

それがすごく嬉しかったから。

それでもうここ3ヶ月の辛い思いは、報われた気がした。

すばるくんのいた関ジャニ∞のファンになれて、本当によかったよ。