僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

2年留学してきますって嘘ついてくれればよかったのに~関ジャムと、JAMメイキングと、2017新年会と、ツアーの季節変更と、Heavenly Psycho

 

ブログを書いていない間の私は、ほとんど泣いていませんでした。

山口くんの事件報道があったのは大きかったです。

TOKIOTOKIOファンの方々の気持ちを思うと、前向きな考えでやめていくだけのすばるのことを、悲しんで追いすがって愚痴言って泣いてるのが申し訳なく思えてきたからです。

TOKIOファンの方々はそれすらできないっていうのに。

 

むしろ、私は、荒療治と銘打って、「JAM」LIVEの映像を何度も見ました。

この時すばるは、関ジャニ∞をやめることを考えていたのだ、こんな愉快な仲間たちと、すばるを愛してくれたエイターを目の前にして、幸せだっていいながらまた会おうっていいながら、すばるの頭の片隅には、このままじゃいられないかもしれないって思ってたんだなあって。

 

LIVE本番の時はそんなこと考えてなかったと思います。

でも、LIVEをやる前の日も次の日も、すばるはそんなこと思ってたんだろうなあって。

 

JAMのメイキング映像の最後のほうに、まるでその後の展開を暗示するかのような、すばるのインタビューが入っていました。

 

やっぱLIVE中が一番、なんか、平和やなあって思う

ずっと本番中やったらいいなって思うけど

そんなこと無理やけど

 

まあ、でも、お客さんも一緒なんじゃないですか

その日のために学校とか仕事とか頑張って来てくれてるやろうし

そういうのって俺らも一緒やから

 

常に楽しいわけじゃないし

やっぱ俺らもLIVE中が

何もなく無条件で楽しいし

それはお客さんに助けられてるなって思うし

 

やっぱ楽しいことばかりじゃないし

仲良しこよしだけじゃ絶対無理やし

って思うなあ

なんか、しんどいこととかいっぱいあるけど

全部吹っ飛ぶ、ライブやると

 

奇しくも・・・っていうか、マジでちょっと事務所的なスケジュールを恨んでるところがあるのは・・・2015年、2016年と関ジャニ∞は冬には5大ドームツアー、夏にはリサイタルというホール、アリーナ中心のツアーをやっていたのです。

冬のドームツアーが14公演、夏のリサイタルツアーが2015年には24公演、2016年には21公演。

しかし、2017年からは、おそらく事務所のライブ会場を抑えるスケジュールの都合だと思われますが、関ジャニ∞のドームツアーが夏に変更されたのです。

 

実際、冬のドームツアーは毎年嵐さんのドームツアーと時期がかぶっていて、主要ドームのスケジュールが、ある月には嵐と関ジャニ∞で埋め尽くされて批判されたりもしましたし、事務所所有のライブ用大型装置、ムービングステージが、日程がかぶるからと使えなくなったりもしました。

(ムービングステージは、嵐の松本潤さん考案の大型装置で、制作費も1000万円以上と言われています。いくらジャニーズ事務所が大きいといっても、余分に所有できるものではありません)

 

たぶん、そのために、関ジャニ∞を夏に移したんだろうなあと思っていました。

それ自体がどうこうって話じゃないんです、ただ、その2017年、2年連続で夏にやっていたリサイタルツアーがなくなったことが問題で。

 

関ジャニ∞は若手の頃はアホほどライブをしていました。

2006年には春のツアーで20公演、秋のツアーで26公演、冬のツアーで20公演、計66公演。

一番多かったのは2007年で、47都道府県ツアーで113公演、京セラドームで3公演、計116公演。

その後も年間50公演に近いライブをやっていたのですが、キャリアが上がるにつれ、人気が上がるにつれ、ライブの会場が大きくなり、集客力ランキングで上位に名前が上がる一方で、ライブの本数自体は減っていくことに。

とうとう、2017年には五大ドームツアーの14公演だけになってしまいました。

 

ライブが生き甲斐のすばるくんにとって、この状況は、厳しいものがあったんじゃないのかなあと。

2017年にもドームツアーが冬のままなら、ごく普通に夏も前年のようにリサイタルツアーを組めたんじゃないのかなと。

そしたら、すばるはそこまで思いつめなかったかもしれないなあと。

まあ、言ってもしょうがないことを考えてみたり。

 

2017年1月発売のCD「なぐりがきビート」の特典として収録されていた新年会の映像でも、すばるはこんなことを言っていました。

長いですけど、書き起こします。

 

僕はですねえ、ここまで13年ぐらいですか

ずっとみんなで頑張ってきてですね

毎年ツアーもやらせてもらえてるし

番組もみんなで何個かやらせてもらえたり

個人個人でも仕事をさせてもらえたり

すごく恵まれたありがたい環境にいさせてもらってると本当に思うんですけど

 

ただ、悔しいですよね、まだまだ僕らは

ほんとに何も満足してないですし

上には上が果てしなくいるし

だからもっともっと常に漠然と上に行きたいっていうのは

何していいかわからないけど

 

でも、今のままでは絶対ダメやと思うから

何か変えようとせな変わらへんから

究極は一人ひとりの人間性の部分やと思うんですよ

 

それぞれが自分の中で革命を起こしていかないと

それぞれが一個変わろうって踏み出していけば

全員が歩み寄れば

もっともっと見えてくるものがあると思うし

 

もうこれからはみんなもいい加減子供じゃないし

大人として仕事としての会話をしていきたい

それは意見のぶつかりあいじゃなくて会話ですよ

 

この関ジャニ∞どうやっていくっていう会話をもっと

気持ちよく普通にできるような空気をみんなで作っていくべきだと思うんですよ

そしたらもっともっといろんなことが自然と生まれてきて

いろんな意見交換しあえるようなふうに

みんなで変えていければいいのかなあなんて僕は思ったりしています

 

これ今見ると本当に辛い。

すばるが望んだことを、すばるが望んだようには、メンバーは応えてあげられなかったっていうことなんだろうなあって思ってしまって。

 

仲良しこよしだけじゃない

仲良しこよしだけではダメ

NHKで放送されたSONGSの中でもすばるは「仲良しこよし」って言ってた。

すばるにとって関ジャニ∞はどうしたって「仲良しこよし」の枠から飛び出すことができなかったのかなあって。

思うと辛い。

 

関ジャニ∞はいつ見ても本当に仲良さそうで。

でも、だからこそ、それ以上を望んだすばるの気持ちに、応えることができるメンバーがいなかったってことなのかなあって。

いや、書いててもほんとに辛いですけど。

 

十周年の時に開催されたLIVE「十祭」の中で、ファンが選んだ曲ランキングが発表されました。

その中で、カップリングランキングの1位だったのが「Heavenly Psycho」です。

関ジャニ∞結成前から、彼らが関西ジュニアだった頃からずっと歌われていた曲で、シングル曲を含めた全曲でのランキングでもTOP3は堅いと確信できるほどの人気の曲、定番の曲です。

少なくとも、エイターを自称する人の中に、この曲を好きじゃない人はただの一人もいないと思います。

 

この曲の出だしが

「いつも夢に選ばれないまま

日が昇り沈んでいく日々

そこに僕の姿がなくても

世界は簡単に回った」

っていうんですけど。

 

デビューが決まらず悶々としていた彼らの姿を見て、作詞家TAKESHIさんが書いてくださった歌詞で。

当時の彼らのまんまの歌詞とエモいメロディーがまあ泣けるわけですけど。

「いつも夢に選ばれないまま」

っていう歌詞が、今度は、すばるの夢に選ばれなかった彼らのことを言ってるようで。

また、泣けます。

 

ところで、ここ最近の私は、かなり持ち直していました。

時々大きめの声で

「嘘だったらいいのに!」

って言ってましたけど。

 

あれこれライブ映像を見てると、今まで泣いたことのない、とても泣くような曲ではない曲で、突然ボロボロ泣けてきて。

無責任ヒーロー」を聞いて泣く日が来ようとは。

まさかねえ。そんなこと思ったことなかった。

泣けるのは、ただひたすら、もうここですばるの声は聞こえなくなるんだなあって思うから。

 

そんな時もある一方で、たいていは、なんか日に日に、実感がなくなってきて。

すばるがやめることを忘れてる自分がいて。

嘘なんじゃないかな? って普通に思ったり。

 

でも、日に日に締切は近づいてきて。

最初の締切が、すばるがメンバーに退所の意向を伝えた2月15日以降に収録された番組を見ることで。

昨日深夜放送の関ジャムが、初めて見る、締切をすぎた番組でした。

今ググってみたところ、2月15日以降どころか、収録日は4月17日だったようで。

あれは、脱退退所会見の、つい2日後だったんですね。

 

みんな偉いなあ。

あんな楽しそうに笑って。

すばるもいつもと何ら変わりなく、笑ったり喋ったりしていました。

なんかその姿を見ると、それがもう見られなくなるなんて、改めて、本当に信じられなくなって。

 

前から思ってたことを言います。

すばるくん、嘘ついてくれればよかったのに。

横山くんは「留学してきたらいい、その間1年でも2年でも待つから戻ってきてほしい」って言ったって。

でも、それすらすばるくんは断ったって。

 

すばるくん。

もう戻る気なんて1%もなくていいから、「留学してきます、終わったら戻ってきます」って嘘ついてくれたら。

嘘ついてくれるだけで、最後のツアーはすばるくんいってらっしゃいツアーにできたのに。

最後の最後にエイトの中にいるすばるくんを見られたのに。

みんなで送り出せたのに。

 

すばるくんに、そんな嘘つけるわけがないって知ってます。

知ってるけどさ。

でもさ。

いいじゃん、それぐらいの嘘。

向こうについて1年ぐらいしたら、「やっぱり戻れません、ごめんね」でいいんだから。

 

そしたら当然、

なんだよすばるのバカ! 戻ってくるって言ったじゃないかバカバカ!

って思うよそりゃ。

でもね、そんなのって、

最後のツアー見せてもらえないより、よっぽど幸せだったよ。

メンバーだって、なんだかんだ言いながらも許すに決まってる。

みんなすばるのファンなんだから。

 

しばらく落ち着いてたんですけどね。

メンバー全員すばるが退所することを知っている時点での関ジャムを見て、すばるの歌う美しいエーデルワイスを聞いて、こんな姿を見られるのはもう後何回あるかわからないんだなあって思うと、堰を切ったように号泣してしまいました。