僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

誰がいなくなっても泣くけど私にとって関ジャニ∞とは渋谷すばるだった

アホほど泣いてる自分がバカバカしくて、なんで私はこんなに泣くんだろうと。

考えてみて、思いました。

誰がいなくなっても泣くけど、私にとって関ジャニ∞とは渋谷すばるだったんだと。

 

私はいわゆる山田ヲタで、プロフにも書いてるとおり、一番好きなのはヤスと丸ちゃんで、次がすばるで、次はもうホント順番選べないぐらいみんな好きです。

こんなんだから、すばる担と比べると私の傷なんてアホほど浅い。

そもそも、ファン歴2年ちょいのど新規なので、古参の方のショックとは比べ物にならない。

そうわかっているのに、なぜか泣ける。

まさか2日たってもまだ泣いてるとは思いませんでした。

目覚めてすぐ思ったことが、

すばるがいなくなるんだった

ってことで。

なんかそれはホントに嘘みたいで。

 

記者会見のワイドショーやニュース、片っ端から録画しました。

見るたびに、すばるくんは退所すると言っていました。

今まで見たこともないぐらい、すばるくんらしくないほどの、ちゃんとした立派なスピーチでした。

みんなピシッとしたスーツ着てネクタイしめて神妙な面持ちで。

その姿がまるで、8uppersみたいに見えて、これが8uppersの続編作りますっていう会見だったらどんなにいいだろうと思うとまた泣けてきました。

 

ジャニーズのグループが、一般的なバンドと違うところの一つが、基本的にメンバー全員が歌っているということです。

ファンになった最初は、これがなじめなかった。

だって、どう聞いても、渋谷すばるが圧倒的なんですもん。

 

いや、ヤスも丸ちゃんもメインはれるぐらいにうまいし音域広いしいい声してるし。

亮ちゃんはすばるよりも音程安定してるし個性的な声だし、大倉くんの甘い重低音は他グループにはない唯一無二の魅力で彼もまたうまいし。

ぶっちゃけ、ヨコヒナ以外はうまいです。

音程を合わせることが歌がうまいことの絶対条件ならば、すばるよりも他のメンバーのほうがむしろうまいぐらい。

 

でも、渋谷すばるですよ。

渋谷すばるは特別なんです。

 

この人を評して「歌がうまい」といわれると、実際「うーん、まあそうなんだけど」と言いたくなる。

世の中にはすばるより歌がうまい人なんていくらでもいる。

そんなのファンでもわかってますって。ダンスがあるからとはいえ、あんなしょっちゅう外してるんですから。

でも、すばるほど心に突き刺さる歌声は、マジで、なかなかないと思います。

 

なんというか、胸をえぐられるような歌声。

叫ぶような、泣くような、吠えてるような、怒号のような、人を震え上がらせるような力強い歌声。

そして時にはピロートークのような甘い歌声。

傷ついた心を頭から毛布で包んでくれるような柔らかな優しい歌声。

そのどれもが渋谷すばるで、だから渋谷すばるはスゴイんです。

 

こんなものすごいボーカリストがいるのに、関ジャニ∞の中にいる限り、彼のパートはいつも何分の一かで。

もったいないと思ってました、ホントに。

初期の歌だと、ほとんどすばるが歌っているぐらいの偏ったパート分けだったりもするんですが、最近の歌になればなるほど、すばるのパートは減っていました。

関ジャニ∞には一般的な意味で「歌える」人があと4人もいて、実質的な人気というかファンの数になると、彼らのほうが上だったし。

 

あー、なんかこう書くと体制を批判してるようで、そうじゃないんですそうじゃないんですと言いたくなってくる。

っていうか、そもそも私が関ジャニ∞に落ちたのはヤスの歌声だったわけで、ヤスの歌声聞いてるつもりなのに丸ちゃんと間違えまくってることが多々あって、それでやっとああ私丸ちゃんの声もとびきり好きなんだと気づいて、それで山田ヲタと自称するようになったぐらいで。

私の密かな夢は、テゴマスみたいに山田でデュオデビューしてもらうことだったんで、そんな私が何を言ってるんだ、と思いながら書いてるわけで。

すげー自己矛盾。アンビバレンツ。なわけですが。

混乱してますが、ちょっとすばるに話を戻します。

 

早い話、山田ヲタの自分ですら、渋谷すばるの歌パートが少ないのには不満でした。

というか、渋谷すばるほどのすごいボーカルがいるのに、それでも彼を何分の一かでしか歌わせないってアイドルグループって変なの。

って思ってました。

 

好きになった当初もそうだし、特にバンド曲になると、これ、すばる一人のボーカルでよくね。とも思ってました。

歌わずに体を揺らすだけのすばるの時間がもったいなくて。

こんなの渋谷すばるの無駄遣いじゃん。宝の持ち腐れじゃんって。

そう思いながら、でもヤスの声が聞きたい丸ちゃんの声が聞きたいとも思うのです。

矛盾してます、そりゃわかってます。なんていうか、理性と感情が違うことを言っているのです。

 

アイドルグループって変。

だけど、たぶん、そういう変さが何十万人のファンを抱えて、何十万枚ものCDやDVDを売って、五大ドームツアーができる、その魅力の源なんだと思います。

 

渋谷すばるは本当にアイドルには向いていない人です。

嘘がつけなくて、適当に場になじむことができなくて、あまりにも正直であまりにも誠実で、あまりにも傷つきやすくあまりにも孤独で、それだけに仲間が大事でしかたなくて。

とびきり綺麗な顔に生まれ、とびきり歌がうまかったので、お母さんの妙子さんがジャニーズに入れてみようと思ってしまった。

その後妙子さんが何十回、何百回、その思いつきを後悔し、自分を責め、心を痛めたか。

でも、妙子さんのおかげで渋谷すばるに出会うことができた数多くのファンは、感謝の言葉しかありません。

 

時々、思ってました。

すばるがジャニーズに入ってなくて、普通に近所の友達とバンド組んで歌っていたらどうだったのかなあって。

バンドが売れるかどうかはまずはいい歌というか売れる歌が作れるかどうかなので、すばるがどんなすごいボーカリストだったにせよ、いい作り手がいなきゃ世には出てないだろうなとか。

 

でも会えたかもしれないしな。

もしかしたら、その傍らにはジャニーズに入ってなかったヤスがギター弾いてたかもしれない。ヤスがいればキャッチーな曲作れるし。

ジャニーズに入ってなかったベースの丸ちゃんもいたかもしれない。

ジャニーズに入ってなかった亮ちゃんも大倉も横もヒナもいたかもしれない。

さすがにバンドだと大所帯すぎるけど、ゴールデンボンバーとか米米CLUBみたいな感じで何かやる人でもいいし・・・

ってアホなヲタクのアホな妄想。

こんなアホな妄想しながら号泣ですよ、号泣。ホントにバカ。

 

アイドルにまったく向いていない渋谷すばるが、アイドルを続けてこれたのは、ヨコヒナと出会えたからで、ヨコヒナと一緒に関ジャニ8を結成できたからで。

そこで亮ちゃんや他のメンバーとも一緒に過ごして、チームになって、仲間になって、友達になって。

 

いつかのMCで、友達が多い少ないの話をしている時に、すばるの番になって。

まったく社交的じゃなく人見知りが酷く、友達の数なんてさぞ少なそうなすばるが

「6人」

って言って。

「結構おるやん」

って大倉くんが言って

「その6人って誰なん」

ってヤスが聞いたら

「メンバーや」

って言ってたすばる。

みんな笑ってたけど、笑いながらじーんと来てた。

こんなこと言ってくれるのがすばるだし。

だから、すばるがいなくなるなんて思わなかったんだし。

 

あー、また話がズレた。

前にも書いたけど、歌の面だけじゃなく、関ジャニ∞がここまでお笑いをやっていくことになった理由は、渋谷すばるだと思うんですよ。

 

Jr時代の彼らを見ると思う。

すばる、めちゃくちゃじゃん、って。

場の空気も読まず前に出て、場にふさわしいとはとても言えない発言をしたり、わけのわからないギャグとかして、みんなをポカンとさせたり、眉をひそめさせたり。

 

そのすばるがめちゃくちゃにした場の空気を、横とヒナが二人でなんとかなごませたり笑わせたりして収拾つける。

すばるがめちゃくちゃやるから、すばるを守るためにかばうために、すばるが怒られないですむように、横ヒナがいつでもどこでもどんな場面でも瞬間的に面白いことを言えるようになり、「アイドルなのに芸人並に面白い」横ヒナが誕生したわけで。

 

今回の脱退報道で、その理由の一つとして書かれていた「バラエティ番組が嫌だった」って話。

「バラエティやるのが嫌だったんですか」

と聞かれて、笑って否定してたけど、そんなの当たり前で。

関ジャニ∞がこんなにお笑いやってるのは、渋谷すばるのせいなのに!

 

別にファンじゃなくたって、クロニクル見たら誰でもわかるはず。

人が見て面白いか面白くないか、テレビで流せるか流せないかなど何の関係もなく、自分が面白いと思ったら何でもやってしまう言ってしまうのが渋谷すばるで、そのすばるを誰よりも笑ってるのがメンバーで。

もう甘やかし放題ですよ、いつもいつも。

すばるが何言っても何やっても、誰も怒らないんだもの。

みんなすばるを好きすぎるんだもの。

だから、すばるが辞めたいって言ったら、結局誰も止められなくて、誰も怒れなくて・・・

 

あ、一人だけ。

怒ってくれる人がいた。

それが大倉くんだった。

メンバーの中で唯一、あの会見でも、自分は納得していないことを、怒っていることを、言葉や態度や表情で現してくれた。

大倉くん、ほんとにありがとう。

いつもはあんなにおおらかで機嫌が良くて穏やかで何にでもすぐに大笑いする大倉くんが、宙を睨みつけていた瞬間を見ました。

大倉くんのあんな顔、本当に初めて見たなあ。

あなたがいなかったら、エイターはもっともっともっともっと泣いてたはず。

他全員がすばるに甘すぎるから。

怒ってくれてありがとう。

 

もちろん、音楽面ではいうまでもなく、関ジャニ∞を作っていたのは渋谷すばるでした。

もともとヤスと丸ちゃんはJrのバンドユニットにいてギターとベースをやっていて、そのバンドのドラムが抜けたことで大倉くんにドラムをやってみないかと声がかかり。

という経緯だったので、関ジャニ8は結成時点からすでに、半分はバンドグループだったわけです。

 

でも、ここまでバンドにシフトしたのは「LIFE」からで、それまではコンサートのバンド曲でも横とヒナは楽器を持たずに踊っていました。

それまで楽器に触ってもいない不器用な横ヒナが、グループのために、すばるの目指す方向性のために、楽器を練習したのです。

すばるのやりたいことをやらせてあげたいから。

すばるの喜ぶ顔が見たいから。

 

おまえら、どんだけすばるが好きやねん。

と言いたくなる気持ちを、エイター以外の方にもわかってほしい。

ね。

何から何まで関ジャニ∞渋谷すばるだったんですよ。

なにせ、他のメンバー全員すばるのファンだから、すばるの喜ぶ顔見たさに何でもやっちゃう。

渋谷すばる、おまえはどんだけ好かれてるねん。

と。

言いたくなっちゃうでしょこれは。

 

関ジャニ∞のメンバー全員大好きだから、誰がいなくなっても私は泣くだろう。

だけど、渋谷すばるさえいればそれは関ジャニ∞だった。

それぐらい、関ジャニ∞はすばるのチームだったし、すばるの仲間だったし、すばるの世界だった。

その関ジャニ∞の作る世界の中心渋谷すばるが抜けるとなった時、それは本当に、目の前の世界がガラガラと崩れ落ちるような感覚で。

 

ここまで書いてきて、やっとわかった。

私がこれだけ泣くのは、関ジャニ∞が解散するみたいな気持ちになっちゃうからなんだなあって。

 

「正直、やっぱり、すばるのいない関ジャニ∞が想像つかなかったですし」

と横山くんが言っていましたが、ほんとにそのとおりで。

たとえ誰がいなくても、そこにすばるさえいればそれが関ジャニ∞だと思っていた私には、すばるがいなくなることイコール関ジャニ∞がなくなっちゃう・・・って感覚だったんだと思います。

 

なんか、やっと今、涙が止まりました。

いや、そりゃまた泣くでしょうけど、なんで泣いてるかわからない状態からは抜け出せました。

私は関ジャニ∞がなくなっちゃうと思って泣いていたのか、でもそれならよかった、だって関ジャニ∞はなくならないし、6人も残ってくれたんだから。

すばるがいなくなると思うから辛いのであって、6人もいてくれると思ったら嬉しいもん。

 

って書いてたらまた泣けてきた。

まだまだ泣ける日々が続きそうではありますが、少しだけ進歩したかなと。

関ジャニ∞はなくならないんだよ! それってすごいことだよ!

そこにすばるはいないけど・・・

って一々つけるから泣くんですね。ほんとバカ。

 

でもだんだん泣いてる時間は減ってきました。

ツイートで、「今ならエイターなら誰でも即泣き王のチャンピオンになれるね」っていう呟きが流れてきて、また号泣。

開始の合図の前から泣いてても、チャンピオンになれるのかな。

なれるといいな。