関ジャニ∞にまたムード歌謡を歌ってほしい件 「二人の涙雨」の大倉くんパートが最高なんです
ムード歌謡っていうジャンルをご存知でしょうか。
と言いつつ、私自身よくわかっていないのですが、wikiによると
「終戦後の1950年代、占領軍相手に活動していたバンドが銀座や赤坂のナイトクラブに舞台を移してやっていたムードのあるダンス音楽」らしいです。
メジャーなのは石原裕次郎さんで、1970年代後半を最後に衰退していったジャンルです。
このムード歌謡っていうジャンルが私は好きで。
一時期、カラオケでものすごい昔の曲を歌って友達を驚かせるというマイブームがあったので、懐かしのメロディーみたいな懐メロ番組をよく見ていました。
演歌とどこがどう違うのかもよく分かってないのですが、演歌はあまり興味ないのです、ムード歌謡が好きなんです。
有名どころで私の好きな曲を挙げてみます。
曲名だけ聞いてもピンと来ない方が多いかと思われますが、興味がある方はぜひ、youtubeででも検索してみてください。
欧陽菲菲 ラブ・イズ・オーバー
桂銀淑 大阪暮色 すずめの涙
平浩二 バス・ストップ
ムード歌謡だけじゃないです。
1970年代あたりに流行った古い歌ってほんっとにいい。
そもそもなんでこんなテーマのブログを書こうと思ったかというと、今放映中のドラマ「越路吹雪物語」で私が大好きだった「ラストダンスは私に」が流れるからで、これはシャンソンですが、このあたりの古い歌ってほんっとにいいよなあと。
ペドロ&カプリシャス「五番街のマリーへ」とか「ジョニィへの伝言」も大好きです。これはフォークソング?
(ちなみに、関ジャニ∞の「イエローパンジーストリート」は、「五番街のマリーへ」と「ジョニィへの伝言」のオマージュソングだと思っています。世界観が似てるというか、きっと同じ世界の歌だと思います)
ええーい、もうジャンルなんてどうでもいいです、なんかこう1970年代前半に流行ってたような古い歌謡曲みたいなのを歌ってほしいと。
演歌デビューの関ジャニ∞は、すでにムード歌謡も歌っているのです。
2ndアルバム「ズッコケ大脱走」に収録されている「二人の涙雨」はムード歌謡です・・・たぶん。自信がなくなってきたので、違ったらゴメンナサイ。でもたぶんこれムード歌謡だと思うんですよ。・・・あれ。もしかしてこれ演歌なのかな・・・そもそも演歌の定義もよくわからないし・・・あーもうどっちでもいいです、とにかく「二人の涙雨」みたいなのをもう一度歌ってほしいと。
ウチのリードボーカル、稀代のシンガーである渋谷すばるの美声がマイナーメロのムード歌謡にピッタリはまるのは言うまでもないですが、この曲で俄然魅力を発揮するのが重低音担当の大倉くんで。
大倉くんの声がありえないぐらいこのムード歌謡にハマるんですよ!
もともとムード歌謡って、メインボーカルがめっちゃ低音って人も少なくないし、メインボーカルはそこそこ高くてもハモリはとにかく重低音コーラスでまとめていることが多いのです。
今は男性ボーカルでも高い声が主流ですけど、当時はまったく違いました。
なんででしょう。
昔のほうがより「男らしさ」「男臭さ」を求められていたからなのか。
昔は男女でのデュエットも多かったから、男女の声の区別がはっきりしたほうがより美しく聞こえるからなのかな。
わかりません。きっといつか関ジャムで説明してくれるでしょう。
ということで、とにかく1970年代ぐらいの曲調になると、大倉くんの重低音がものすごくハマるのです。
「二人の涙雨」を聞くたびに、関ジャニ∞は遅れてきたムード歌謡歌手グループなんだなあとしみじみ思います。
めっちゃいい曲だしめっちゃハマってるのに、全然歌ってくれない。悲しい。
似た感じの曲に「大阪レイニーブルース」があるのですが。
「大阪レイニーブルース」はシングル表題曲だからたまに聞けるし、丸ちゃんのお父さんのお気に入りの曲でもありライブのたびに丸ちゃんがセットリストに入れようと画策してくれるので、また聞く機会もあるだろうし・・・
そんなことより、単純に私は「二人の涙雨」のほうが断然好きなのです。
そもそも「大阪レイニーブルース」には大倉くんのソロパートがないんですから!
あんなムード歌謡の申し子、ムード歌謡界の王子様みたいな人がいるんだから、ここで大倉くんを使わないなんてありえない。
マジで、ムード歌謡ならすばる×大倉のデュオでもいいぐらいかと。
「二人の涙雨」があれば中高年どころか完全なお年寄りのハートもガッチリつかめるはず!
だと信じてやみません。
なんでもいいからまた「二人の涙雨」を歌ってください。
なんだったら、いつかまたシングルでムード歌謡出して下さい。
関ジャムでムード歌謡特集やってムード歌謡歌って下さい。
その時には絶対大倉くんに歌わせてください。
ずっと待ってます。