関ジャニ∞の歴史を学んでみた【1】 Kanjani Knight 19970710-19980326 ヘラヘラしてるだけの横山侯隆くんと妖精みたいなすばるくん
たったの2年前に関ジャニ∞のファンになったド新規の私は、とにかく源流が見たくて、ネットを徘徊して、彼らが関ジャニ∞になる前の、もっとずっと若かった頃の記事や情報をあさりました。
世界史の勉強をする時は、試験に出やしないのに必ず原始時代から覚え直すという不毛な癖がここでも発揮されたわけです。
ファンになる以前の自分が実際に知っている一番昔は「8時だJ」がせいぜい。
それも覚えていたのは現関ジャニ∞のメンバーだとすばるくんだけ。
すばるくんを覚えていた理由は、あまりにも綺麗な少年だったからで、キャラとか歌とかは覚えていませんでした。
そんな程度の私がたどりついた一番古い番組が「Kanjani Knight」。
(1997年7月10日 - 1998年3月26日、関西テレビ)
当時の関西ジュニアが20人ぐらい出ている番組のようです。
といっても、ほとんどはダンス要員で顔もはっきり映ってませんが。
番組スタート時のメインは4人で、名前が呼ばれた順だと野中和久くん、横山くん、田中純弥くん、北山純一くんの4人。
入所からわずか9ヶ月のヨコはこの段階ですでに二番手。他の3人はみんな先輩です。ほんとに最初から押されてたんですねえ。
横山くんは、テレビに出ているのが恥ずかしいのか、基本的にずっとヘラヘラしてます。滑舌も悪いです。自分の名前も「よかぁま」になっています。特に面白いことは言いません。ただひたすらヘラヘラしてます。可愛いです。
番組内ではこの4人が主役の連続ドラマ「16 シックスティーン」も放送されていました。大阪アメリカ村を舞台にした青春ドラマで、毎回違うヒロインが出てきて4人が淡い恋心を抱いたり取り合いをしたり追いかけられたり追いかけたりする楽しいドラマです。
4人の中でも横山くんが圧倒的に滑舌が悪くてセリフがたどたどしいです。可愛いです。
スタート当初はこの4人のメインメンバー以外はほとんど映ってなかったのですが、放送開始後2ヶ月でマイナーチェンジがありました。
メインのうちの2人田中くんと北山くんが、当時京都で毎日行われていた舞台「KYO TO KYO」出演のために番組をしばらく休むことになり、メインメンバーに補充されたのが、すばるくん、村上くん、魚谷輝明くん、呉村哲弘くんの4人。
それまでスタジオにいても集団の後列で、カメラに抜かれることも発言することもなかったすばるくんと村上くんの名前がキャプションで出て、マイクをつけてもらって自己紹介するようになります。
もちろん村上くんも可愛いですが、小さいすばるくんのあまりの可愛さ美少年ぶりに会場では自己紹介だけでキャーキャーと嬌声があがってます。
同期のすばるくん村上くん(呉村くんも)がメインメンバーに入ったことで気が楽になったのか、横山くんも前よりリラックスして喋るようになります。
これは京都で舞妓さんに変身したすばるくんと野中くん魚谷くん。めっちゃ可愛いです。
次はK-1道場修行で、角田さんの道場に体験入門の回。
当時39キロしかなかったすばるくんが40キロのベンチプレスをやらされ、スパーリングでハイキックの練習、サンドバックでパンチの練習をそれぞれ3分間2ラウンドもやらされるという超ハードワーク。
横山くんと魚谷くんはなんとかこなしたものの、すばるくんと呉村くんはついていけず、角田さんから「やる気がない」と怒られます。
罰として、ヘビー級のレスラーのキックをミットで受けることになります。
心配そうに見ている横山くんと魚谷くん。
こんなでっかいレスラーに蹴られて、小さくて軽いすばるくんはふっとばされてしまい、悔しさと痛みにキレてミットを叩きつけてしまいます。
態度が悪いとまた怒られているところ。とても可哀想。
結局すばるくんはこれで肩を負傷して青あざを作りそのまま病院へ。
今ならコンプライアンスでこんな場面オールカットでしょうが、20年前はそのまま放送されてたんですね。すごいです。
よくもこんなちっちゃくて軽い妖精みたいな美少年を痛めつけるわ! と角田さんにムカついてしまいますが、まあ当時のテレビの演出は過激だったからしょうがないのでしょう。今さらムカついても20年前のことですし。と思いつつもやっぱりムカつきます(笑)
おまけ。横山くんの寝起き。
移動のバスの中で寝てしまい、一人取り残されている模様。
人に寝顔を見せるのがとにかく嫌いな横山くんの、今となっては貴重な寝起き場面です。
この番組は約9ヶ月で終わり、次に始まったのが「なんじゃに?!関ジャニ」となります。