僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

丸ちゃんが受けたオーディションは実は計3回だったとすばるくんだけが知っていた件

エイターなら誰でも知ってる超有名エピソードの一つが、丸ちゃんが2回オーディションを受けた話。

でもこの話、実は丸ちゃん本人が語っている話とは微妙に異なるエピソードを、かつてすばるくんが語っていたのです。

丸ちゃん本人はすっかり忘れているようで、丸ちゃん本人が話すエピが事実として残ってしまっているのですが、すばるくんの話を聞く限り、すばるくんのほうが当時のことをよく覚えていたようで。

すばるくんのほうは丸ちゃんの記憶違いをいつでも訂正できたはずなのですが、自分の名前を「シブヤさん」と呼ばれてもスルーするほど細かいことに無頓着でめんどくさがりのすばるくんですから、細かい記憶違いなんてどうでもいいと思ってるんでしょう多分。

 

ということで、ここからは同じ日にオーディションを受けた丸ちゃんとすばるくん二人のオーディション関連のエピソードを追っていきます。

(↓オーディション当日その場で連れて行かれた雑誌撮影。Jrとしての初仕事。すばるくん15歳、丸ちゃん12歳。二人ともめっちゃ可愛いしお肌のハリ以外今と何も変わってないのがスゴイ)

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丸ちゃん本人によるオーディション話

丸ちゃん本人の話はこうです。

京都市太秦村近くに住む12歳の丸ちゃんは忘れ物が多く、先生や親に言われたことも守れず、本人いわく「普通のことが普通にできない子供」でした。

その一方、友達を笑わせることが好きで、クラスの人気者。

勉強もできないし、将来何になりたい等の夢も特になかった息子を案じた両親は、ジャニーズ事務所のオーディションを受けさせることにします。(なぜジャニーズだったかというと、とりあえず一番難しそうなところから受けてみて、落ちたら次考えればいいやっていう作戦だったらしいです)

「おまえはアホやけどわりと男前やし、目立ちたがり屋で人を笑わせるのが好きやからチャレンジしてみなさい。受からなくても、いい経験になるから」

 

1996年9月22日、12歳の丸ちゃんは最初のオーディションを受けます。この時に同じオーディションを受けていたのが、2歳上の渋谷すばるくんでした。

 

当日すばるくんと共にその場ですぐに雑誌の取材撮影に数人だけ呼ばれ、これは受かったなと思っていた丸ちゃん。

「でも、そこから半年ぐらいまったく連絡がなく、一緒に雑誌に載った子がテレビに出ているのを見て、あー自分は落ちてたんだろうなと思ってたんです。

でも特に気にすることなく過ごしていたら、またオーディションの通知が来てて。

これ一回行ったやんと言ったら、親が、『まだいけるやろ』って。

また履歴書送ってたらしいんです」

後日談として、丸ちゃんは塾をさぼったのがバレて怒られるのが嫌で一瞬家出してたのだけど、帰ってきたら2回めのオーディション通知が来ていて、家出の件があったので文句も言えずしぶしぶオーディションに行ったらしいです。

 

2回めのオーディションは、1997年9月6日。

この時に同じオーディションを受けたのが、安田くん、錦戸くん、大倉くん。

前回と同じ会場で同じ列に並んで同じテストを受けた丸ちゃん。

(これも後日談ですが、丸ちゃんはその日紫色の迷彩パンツとランニングシューズをはくというなんとも斬新なファッションだったそうです。

そのひときわ目立つ斬新なファッションで、オーディション慣れしているせいか余裕で踊るかっこいい丸ちゃんを見て、亮ちゃんは

「かっけー。これがイケてる奴のファッションなんか!」

と思っていたそう)

 

丸ちゃんたちが控室で待っていると、そこにジャニーさんが

「YOUたち食べなよ」

と山盛りのおやつをもってやってきた。

2回めだったこともあり、余裕でおやつを食べていた丸ちゃんを見つけたジャニーさんが驚いて言ったそうです。

「YOU、受かってるのになんでこんなところにいるの?」

で、丸ちゃんも「えー、受かってたんや」とビックリ。

「単に忘れられてただけだったんですね・・・」

 

というのが丸ちゃんオーディションエピのオチです。

 

 

すばるくんの語るオーディション話

一方、すばるくんのオーディション話。

(こちらは、2006年12月17日放送の少年倶楽部プレミアムのゲストで出演した時に、当時のMC国分太一さん相手に語られたものです)

大阪府茨城市に住む中学校3年生の渋谷すばるくんは、自分の15歳の誕生日の日に、オカンの妙子さんから

「5000円あげるからついてきなさい」

と言われて連れて行かれたのがジャニーズのオーディション会場だったそうです。

それまでジャニーズに興味があったわけでもなく何も知らずに連れて行かれただけだったわけですが、他の区域から集まってきた同世代の何百人の中に入れられたすばるくんは、「負けたくない」一心でオーディションに挑みます。

名札には名字を書いていた他の子と違って、大きく「すばる」と書いて胸に貼り、大部屋でのダンスレッスンでは、最前列のどセンターを陣取り、見よう見まねでステップを踏んでいたすばるくん。

オーディション会場には2~300人ぐらいいたそうですが、その中でたった数人選ばれてそのまま連れて行かれたのが雑誌の撮影。ここに丸ちゃんもいたわけです。

撮影が終わるとまたそのまま堂本剛さんの番組の収録現場に連れて行かれ

「ジュニアのコーナーがあるから、YOUたち出ちゃいなよ」

とジャニーさんに言われ、そのままテレビに初出演。エリートコースだったんですね。

 

次に事務所から電話がかかってきたのは12月。12月25日KinKi Kidsのコンサートが大阪城ホールであるから、そこに来いとのことでした。

仕事のつもりで大阪城ホールに行ったすばるくんを待っていたのは、またまたオーディションでした。

「俺テレビ出たぞ。雑誌にも載ったのに。またオーディション???」

戸惑いつつも促されるままに会場に入ると、前回の何倍もの人数がいて圧倒されるすばるくん。

それでもなんとか頑張ってまた同じダンステストを受けた結果、すばるくんは今回もまた数人しかいない合格者の中に選ばれ、KinKi Kidsのコンサートにジュニアとして出ることに。

 

そのオーディション会場には、前回一緒に雑誌の撮影をして一緒にテレビに出た丸ちゃんもいたのですが、

「2回めは俺選ばれたんですけど、丸山は選ばれなかったんですよ」

そうなんです。丸ちゃんは2回めのオーディションに落ちてたようなんです。

で、すばるくん(と丸ちゃん)にとっての2回めのオーディションの日に、初めてオーディションを受けに来ていたのが、横山くんと村上くんだったと。

そのオーディションで選ばれたのが、すばるくん、横山くん、村上くんだったんですね。

(その日選ばれたヨコヒナすばるの3人はそのままKinKi Kidsのコンサートに出演、その後すばるくんと横山くんは、堂本剛くんの番組「堂本剛のDO-YA!」(朝日放送)にレギュラー出演することになります)

 

すばるくんの話を聞く限り、丸ちゃん、やっぱり一度オーディション落ちてませんかねこれ?(笑)

丸ちゃんはこの本来の2回めのオーディションのことをすっかり忘れているらしく、すばるくんと出会った最初のオーディション以降「パッタリ連絡が来なくて」「親がまだいけるやろってまた履歴書出したらまたオーディション通知が来た」と語っています。

すばるくんは丸ちゃんには一度も訂正してあげていないのでしょうか?

それとも訂正したことはあったけど、丸ちゃんはそれもまた忘れてしまっているのでしょうか?

まあ、丸ちゃんのオーディションエピは何百回となくコスられた話なので、「お話」としてすでに完成されているし、大枠は大差ないので、こんな話は蛇足だとすばるくんは思っているのかもしれません。

 

でもやっぱり落ちていたっぽい丸ちゃんは、2回め受けてホントに良かったってことだと思います。

ジャニーさんもよく丸ちゃんの顔を覚えていてくれたなあと。

いや、でも1年後もパッと見ただけで顔を覚えてるほど気に入ってた子をなぜ一度落としたのかという。

そうじゃなくて、1年の間にかっこよく成長してたんで、ジャニーさんはこんな可愛い子を落とすはずがないと自分の記憶のほうを訂正してたのかも?

そのあたりはジャニーさんにしかわからないし、そしてそのジャニーさん自身、そんな昔の話などまったく覚えていないでしょうから、真相は藪の中です。

いつか丸ちゃんが、あったはずの幻の2回めのオーディションを思い出して語ってくれる日が来たらいいなあ。