僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

∞メンバー全員褒めてみた <6> エースで末っ子で二枚目で甘えん坊のきかん坊、キレキャラなのに可愛がられまくる∞の若頭、錦戸亮 

ファンになる前、関ジャニ∞の中で知っていたのはすばるくんと錦戸くんだけでした。

すばるくんはジュニア時代カッコイイと思っていたからだけど、錦戸くんについては主にNEWSとのかけもち時代の記憶でした。

今でも覚えています。

「山P、錦戸NEWS脱退」という記事を。

ジャニーズにまったく関心のなかった私ですら、そのニュースは衝撃的でした。

その記事を見て私がまず思ったのは、

「え、錦戸くんって関ジャニ∞を取ったの? どっちかやめるなら関ジャニ∞やめるんだと思ってた」

ってことで。

 

とにかくジャニーズの知識が薄い当時の私には、NEWSといえばキラキラアイドルの山Pを中心にした王道グループで、関ジャニ∞はローカル色の強いお笑いグループっていうイメージでした。

売上のこととかも知らなかったもので、圧倒的にNEWSのほうが上なんだと思ってました。

そんなイメージしかなかったので、どっちか取るならそりゃローカルグループより王道グループでしょ、と思っていたのです。

当時結構ビックリした私は、ネットの記事を読んだり、掲示板の書き込みをたくさん読んだりしました。

そこで初めて知るのです。

実は近年関ジャニ∞のほうが売れていて、売上もNEWSより上なことや、レギュラー番組が増えていること。

それより何より、そもそも錦戸くんはデビューする前からずっと関西ジュニアとして現在の関ジャニ∞と活動をともにしていて、錦戸くんを見ていたファンのほとんどは、錦戸くんが関ジャニ∞をやめることなど思いもよらなかったと。

かけもちをやめる時が来たら、錦戸くんは必ず関ジャニ∞を選ぶと。

たぶんそれは今関ジャニ∞のほうが売れていることとは関係ないと。

錦戸くんのホームはあくまでも、いつもずっと関ジャニ∞だったと。

全部知らないことでした。

むしろ、お笑い番組に出ることの多い関ジャニ∞の中では、俳優業の多い錦戸くんは浮いてるんだと思ってました。

 

仲がいいといわれていたのも山Pや赤西仁くんで、芸能マスコミでは、彼らと一緒に夜遊びしているのがしょっちゅう書かれてましたし。

当時AKBヲタだったので、女関係の激しいジャニーズタレントは本当にうっとおしい存在で、錦戸くんのこともそれでよく覚えていたぐらいで。

私自身は、男女関係なくアイドルが恋愛してても全然いいし、好きなアイドルにはむしろ幸せな恋愛をしていてほしいほうなんですが、それが記事になると、ネットでそのアイドルがすごく叩かれるのが嫌で、見てて可哀想で。

相手がジャニーズだとホント大騒ぎになるので、できれば避けてほしいと。

そんなふうに思ってました。別に嫌いってわけではないんですけどね。

 

たぶん、ジャニーズファン以外の人たちは、錦戸くんといえば私が抱いていたイメージと大差なかったはず。

私にとって錦戸くんは、山Pや赤西くん亀梨くん路線というか、少なくともそっちに行きたい人なんだと思ってました。

ファンの人たちが、錦戸くんは実はこういう人で・・・っていうのを色々書いてたけど、何一つピンと来なかった。

ただ、当時深夜にやっていた「仕分け∞」で、仕分けに失敗すると罰ゲームで女性から結構な勢いでひっぱたかれるっていうのをやっていて、もちろんそれでは錦戸くんもひっぱたかれていて、

「錦戸くんもこんなのやるんだ、意外・・・」

と思ったのは覚えています。

NEWSならこんなのやらなくてすむのに、なんでこっちでこんなのやってるんだろうって。

 

それから数年たって、関ジャニ∞クロニクルの中で、久しぶりにまともに見た錦戸くんは、私の思っていたキャラからはかけ離れていました。

錦戸くんってこんなに笑う人だったっけ、こんなにはしゃぐ人だったっけ、こんなに楽しそうな人だったっけ。

というか。

錦戸くんに対する他のメンバーの態度が、それまで思っていたのと全然違ったのです。

錦戸くんはNEWSの中では完全に男っぽいクールキャラだったし、ぶっちゃけ不機嫌そうな顔をして会話に参加していないことがよくありました。

関ジャニ∞のほうではそれに比べると断然マシでしたが、それでも錦戸くんに他のメンバーが気を遣っているように見えることもありました。

ジャニーズにまったく興味のない私が、AKB目当てでちらっと見た歌番組で見ていてもそう感じるぐらい、錦戸くんは扱いが難しそうなキャラだったのです。

 

それがどうでしょう。

クロニクルの錦戸くんはものすごく真面目にアホなことをして、一生懸命受けようとしていました。どのメンバーよりも必死に。

そして他のメンバーは、その錦戸くんを容赦なくいじり倒す。いじられて、時には逆ギレしたり、時にはしょぼんとしたり、時には嬉しそうにキャッキャッ言って喜んでる錦戸くん。

その姿を見て、錦戸くんってこんなにお笑いが好きな人だったのか、とビックリ。

お笑いなんて、どっちかというとやりたくないのに関ジャニ∞にいるとやらざるをえないから我慢してやってるんだと思っていたけど、それは大間違いで。

お笑いが苦手か得意かでいえばそりゃ大苦手だろうけど、好きか嫌いかでいえば大好きなんじゃん、と。

それで初めて納得するのです。

これだけお笑いが好きで、面白い人が好きで、笑ってるのが好きな人なら、そりゃ関ジャニ∞選ぶに決まってるって。

愛想笑いをしない錦戸くんは、ホントに面白い時にしか笑いません。

その錦戸くんがしょっちゅう笑ってるんだから、関ジャニ∞ではしょっちゅう面白いことが起きているってことです。

特に丸ちゃんがそれを起こしてるんですけど。

やっぱすごいですよ、関ジャニ∞って。

 

関ジャニ∞ファンになってから知った錦戸くんは、それまでのイメージとはまったく違い、完全な末っ子キャラでした。

実際は大倉くんが一番年下なんだけど、キャラとしては圧倒的に錦戸くんが末っ子。

お兄ちゃんたちからの可愛がられっぷりが半端ないのです。

そりゃこれだけ可愛がられてたら関ジャニ∞選ぶって。そりゃねえ。

 

一方、音楽面に関しては、すばるくんと一緒に関ジャニ∞を引っ張っていっているのが錦戸くんです。

長い間テレビではお笑いアイドル扱いされてきた関ジャニ∞の「かっこいい部分」を見せる役割を錦戸くんがひとえに担っています。

バンド曲でのシングル発売を事務所とレコード会社に交渉したのも錦戸くんだったそうです。

関ジャニ∞はこんなにかっこいいこともできるんだっていうのを見せたいと、何の照らいもなく語れるのが錦戸くん。

メンバーで唯一、年上3人に敬語を使う律儀な面を持ち、先輩たちを本気でリスペクトしているわりには何かと噛みつきまくり、寂しがり屋で甘えん坊でシャイで人見知りのめんどくさい奴、対外的には「∞のエース」で実際は「∞の若頭」(メンバー紹介曲「∞o'clock」より)。

とにかく一筋縄ではいかない多彩な魅力を持つのが錦戸くんだと思います。

俳優としても高い評価を受け、今年はとうとう大河ドラマに出演することに。

ウチの若頭が、関ジャニ∞の看板背負って、今よりさらに高いところにグループを連れてってくれると信じています。がんばれ亮ちゃん。