僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

いかにして関ジャニ∞沼にハマったか<5> 関ジャニ∞クロニクルは革命である

関ジャニ∞クロニクルに完全にハマった私は、毎週予約録画リストに入れて最新番組を見つつ、どうしても過去の番組を見たくなり、動画サイトをあさる日々がやってきました。

次から次へと関ジャニ∞の過去番組を見続け、私は改めて感動していました。

関ジャニ∞は新しい世界を、新しい可能性を見せてくれる人たちだったのです。

 

物心ついて以来のお笑いファン、芸人ファンである私は、昨今のお笑い番組の衰退には心を痛めていました。

昔は面白いお笑い番組が大量にありました。

その数々のお笑い番組は多くの人をとんでもなく笑わせてくれたけれど、一方でいくらかの人を傷つけ、時には差別やいじめを助長し、時には嫌な思いをさせたり、悲しませたりもした。

お笑いには、いつだって少しの痛みや悲劇がつきものでした。

そのギリギリ、スレスレの感覚が爆笑を生んでいたのだとも思います。

昔のダウンタウン、昔のとんねるず、昔のビートたけしさん、昔の笑福亭鶴瓶さん、昔の明石家さんまさんなどなど。

彼らは本当に面白かったし、本当に笑わせてくれたし、そして時々は誰かを傷つけていました。

昔はそういうことに寛容でした。

たまにPTAから抗議がきても、簡単な謝罪だけで見過ごしてもらえたのです。

しかし、ネットが普及して以降、そういうわけにはいかなくなりました。

不注意な発言や差別やいじめを招く発言行動は、コンプライアンスという名の下、ことごとく放送できなくなったのです。

そして、地上波のお笑い番組は衰退の一途をたどっています。

昔より芸人さんたちのレベルが落ちてるなんてことはありません。

言っちゃいけないこと、やっちゃいけないことが山ほどあって、その可能な範囲内で人を笑わせるのは、とてもとても難しいことだからです。

お笑いファンにとっては本当に残念なことではありますが、私はもう諦めていました。

テレビで昔見ていたような面白いお笑い番組を見ることはできない、それはもう時代が許してはくれない。

一方で、いいこともたくさんあります。

ネットの普及のおかげで、今までは現地に行かなければ見られなかった数多の芸人さんたちの数々のネタやトークやライブをいつでもどこでも好きな時に見られるんですから。

その素晴らしさと比べれば、テレビで昔みたいに面白いお笑い番組が見られないことぐらいなんでもないのです。

なんでもない・・・のだけど、昔のテレビのお笑い番組は面白かったなあと思い出し、もうテレビのお笑い番組であれほど笑うことはないんだろうなあと思うにつけ、多少の寂しさも感じていました。

 

そこに登場した関ジャニ∞クロニクル。

私はつくづく思いました。

この手があったか!と。

昔まだまだ自主規制が弱かった頃のテレビでは、芸人さんたちは言いたい放題やりたい放題でとんでもないことをしまくって私たちをさんざん笑わせてくれました。

正直に言って、当時のアイドルがやっていたバラエティ番組なんてぬるいものでした。

アイドルは人を傷つけたり、嫌な思いをさせたりしないですからね。

本職の芸人さんたちの作るお笑い番組と比べること自体おかしいわけで、誰も傷つけないし楽しい気分にはさせてくれるけど、ぶっちゃけそんなに面白くはないバラエティをやるのがアイドルでした。

 

ところが、時代は変わりました。

自主規制の厳しい世の中になった今、テレビで言っていい範囲、やっていい範疇は、芸人でもアイドルでも大差がなくなってしまいました。

となると、芸人さんたちよりよっぽど長いこと、この厳しい条件下でバラエティを成立させてきたアイドルの方々が、芸人さんたちと遜色ないぐらいに面白い番組を作ってしまうという革命が起きているのです。

それが、関ジャニ∞クロニクルなのです。

 

ここまでの文章を自分で読み返してみても、絶賛しすぎて、うさんくさい誇大広告みたいだと思うのですが、それでも大袈裟だとは思いません。

生粋のお笑いファンの私が、ようやく見つけた現代のテレビにおけるお笑い番組の「正解」がここにあったからです。

関ジャニ∞すげー。

クロニクルすげー。

私はクロニクルに出会って関ジャニ∞のことが大好きになりました。

が、おわかりのとおり、ここではまだ私が好きになったのは、クロニクルを作ってくれた関ジャニ∞であって、笑わせてくれる関ジャニ∞であって、まだまともに曲すら聞いていないのです。

なんじゃそれ!

 

この後ようやく、関ジャニ∞の歌にはまり、アイドルとして、ミュージシャンとしての関ジャニ∞にはまることになります。