僕たちと一緒に笑いある日々を

関ジャニ∞クロニクルで∞沼にハマったお笑いファン兼エイターのブログです。∞全員好き、特にヤスと丸ちゃんが好きです。※ブログ名は8UPPERSのWINK KILLERの罰ゲームでヤスがヨコに読んだ手紙の一節から取りました。このブログでは主に昔の∞のエピソードを拾ってきて改めてまとめてみたいと思っています

いかにして関ジャニ∞沼にハマったか<1> ジャニヲタになる前の私 ~モーニング娘。とAKB48と、ほんの少し宝塚と

いろいろ書きたいことがあるのだけど、まずファンになったきっかけについて書くべきだと思うので、それから書きます。

といっても、まずは、ジャニヲタになる前の話から。

最初に言っておきますが、このエントリーでは、ジャニーズの話はまったく出てきません。いかにしてジャニヲタにたどりついたのかの話だけです。ごめんなさい。

 

ものすごくよくある話ですが、私も自分がまさかジャニヲタになるとは思いもしませんでいた。

ジャニーズとか男性アイドルとかをバカにしていたわけでも毛嫌いしていたわけでもなんでもなく、単に私の好きなタイプの男性像っていうのが男性タレント一般ではないからです。

お笑いが好きで、芸人さんが好きで、いわゆる男性芸能人の中では芸人さん以外に興奮したことがなかったのです。お笑いは私の人生で一番といっていいほど重要なファクターです。今でも好きな芸人さんを挙げたらそれこそキリがないぐらいで、かなり絞っても50組以下に減らせる自信はありません。

(あ、映画好き、それも古い映画が好きなので、海外の映画に出てくる名優さんたちは好きなのだけど、ものすごく好きな俳優さんたちはもうほとんどすでにお爺さんか、お亡くなりになっているかなので、今回のエピからは除外させていただきます)

 

大好きなのは芸人さんたちと、あとは野球選手。

もう東京住まいのほうが長いのですが、生まれが兵庫県で父親が大の阪神ファンだったので、物心ついた頃から阪神の試合中継を毎日のように見せられて育ちました。そんな境遇だと、まず憧れるカッコイイ男性といえば、もっぱら野球選手でした。

彼らは皆ガタイが良くてたくましくて日に焼けていて体を鍛えている男っぽい男なわけで。

大人になってからは野球だけでなく、格闘技や自転車ロードレースにもハマり、精悍でたくましい選手たちに惚れ惚れしていました。

(男性タレントや男性アーティストの方でも体を鍛えている人は多いですけど、それは見せるための筋肉ですよね。

一方アスリート、たとえば野球選手が体を鍛えるのは、より速く走るため、より機敏に反応するため、より速い球を投げるため、より強い打球を打つため、より遠くへ飛ばすためなわけで、とにかく私の中では、見せるための筋肉じゃなく、使うための筋肉がついてる体こそ美しい、と思ってたわけです)

 

そんな私にとって、男なのに華奢で色白で綺麗にメイクして髪の毛をセットしてきらびやかな衣装で歌い踊る男性アイドルたちは、好きな男性像としては真逆といっていいほどで。

男性アイドルを好きになるという感覚がまったくわからなかったのです。

 

一方、女性アイドルは好きでした。

もともとは、モーニング娘。の4期ヲタっていうやつです。

辻ちゃん加護ちゃんヨッシーリカちゃんの4人がデビューした時、あまりの可愛さにほぼ一目惚れ。

私は、男には男らしさを求める一方で、女の子はただひたすら可愛くて、愛嬌があって、ちょっと面白い子が好きでした。モーニング娘。4期にはみんな揃ってた。ほんと好きだったなあ。

いまだに思いますもん、5期投入は早すぎたと。

4期がわちゃわちゃ楽しそうにしてるのをもっと長く見ていたかったです。

 

しかし、私の希望とは裏腹に、モーニング娘。はメンバーをどんどん増やしてはどんどん減らし、私の好きだったメンバーはモーニング娘。にはいなくなってゆきました。

それでも一度好きになったグループなのでなんだかんだ気になってはいたんですが、その後加入した一人のメンバーのことをどうしても好きになれず、悶々としていたある日気づいたわけです。

モーニング娘。を好きだと思う気持ちよりも、○○さんを嫌いだと思う気持ちのほうが強くなってしまったと。

で、モーニング娘。を見ることをやめ、モーヲタをやめ、もともと好きだったお笑いライブを見ていた時に今度はAKBにぶち当たるわけです。

 

当時はヘビーローテーションが発売された頃で、若手芸人さんたちはとにかくAKBが好きでした。

フリートーク中にAKBの話ばっかりしている人たちもいて、大島優子さんや前田敦子さん、渡辺麻友さん、柏木由紀さんなどなど、AKBにまったく興味のなかった私にでもうっすら記憶にあるぐらいの人気メンバーの名前があがる中、当時アームストロングというコンビのツッコミだった安村さん(今の、とにかく明るい安村さん)が推していたのが宮澤佐江ちゃんで。私はこの宮澤佐江ちゃんの名前だけ知りませんでした。

私は安村さんもかなり好きな芸人さんの一人だったので、安村さんが好きだっていってるのってどんな人なんだろう? と画像検索して、これまた一目惚れ。

なんてカッコよくて可愛いんだ! と。

元娘の4期ヲタですが、その中でも好きだったのが辻ちゃんヨッシーの二人。佐江ちゃんはボーイッシュで男前で美人だったヨッシーの再来みたいでした。

そこからはもうネットにあがっている動画をあさりまくって、すっかり佐江ちゃんに夢中に。気づくと、バリバリの佐江ヲタになっていました。

 

しかし、それも突然やめざるをえない日がやってくるのです。

佐江ちゃんの上海移籍発表。兼任ならまだしも、上海への完全移籍ということでした。

いや、ちょっとまってよ、そりゃないよ。

ここで佐江ちゃんではなく、AKB運営への拭いきれない不信感と嫌悪感がふつふつと湧き上がり、耐えられなくなったのです。

AKBのメンバーの誰かのヲタの人たちも、たぶん、私のように思っている人はきっと多いでしょう。

メンバーは好きだけど、AKB運営はだいっ嫌いって。

そもそも上海移籍発表の前から、佐江ヲタは頭に来ていました。

選挙順位や握手券売上状況と比べて、佐江ちゃんのポジションが低すぎると。

どんどん脇へ追いやられ、記念アルバム曲からもほとんど外され、干されていく佐江ちゃんを見るにつけ、もういっそ卒業してほしいと思っていました。

そしたら、もうAKBを見ないで佐江ちゃんだけ見ることができるんだからと。

 

しかし、実際はAKB残留でもAKB卒業でもない、上海移籍。

私にとってはマジで最悪の結果でした。蛇の生殺しみたいなもんです。

なんで佐江ちゃんがこんな目に合わなきゃいけないんだと思うと、悔しくて悔しくて完全に頭に来て、それまでの比ではないぐらいAKB運営が嫌いになってしまいました。

この時点で私はものすごく考えた挙句、佐江ヲタをやめるという決断をしました。

今まで通り佐江ちゃんを見ていても、楽しい気持ちよりも、AKB運営へのムカつきのほうが上回ってしまうことがわかっていたからです。

 

モーニング娘。ヲタをやめる時と同じく、どうしても我慢できないほど嫌いな何かができてしまったら、好きなもののほうを諦めたほうがマシだと。

嫌いなものを我慢して鬱々するよりは、いっときは辛くてもその趣味を捨て、新しく好きな何かを見つけたほうが健全だ、とそう思っているのです。

まあ、こんなことを言えるのはただひたすら、もともと多趣味だっていうのが大きいと思います。

お笑いファンで阪神ファンっていう二大要素は物心ついて以来ずっと揺らいでないので、その上でさらに好きなものができて時間もそっち優先に使いはするけれど、いつでも戻れる2つの世界があるってことで。

 

お笑いを見て野球を見つつ、それでも佐江ヲタをやめた寂しい気持ちを紛らわせるために、女性アイドル界隈をチェックするものの、特に好きなタレントには出会えず。

少し宝塚もかじってみたものの、タイミング悪く、好きになったジェンヌさんが次期トップ候補騒動に巻き込まれ、他ヲタの方からさんざん罵倒されているのを見るのが辛くて、トップになれるにしろ、なれないにしろ、結果が出るまで遠ざかることに。

 

新しく何か好きなものが見つかったらいいのになあとぼんやり思っていた時、出会ったのが関ジャニ∞でした。